母子家庭の新1年生のためにと、ランドセル製造業「伊藤一製鞄所」代表の
伊藤一夫さん(72)=津島市瑠璃小路町2丁目=が22日、津島市母子
寡婦福祉会に新品のランドセルを贈った。
「新1年生になってもランドセルを買えない家庭がある」と知り合いから
相談されたのがきっかけで始め、ことしで28年目。毎年、同福祉会に
新1年生の人数分を寄贈し、これまでに230個余を贈った。
今年は男子4人、女子1人のためのランドセルを用意。
同福祉会の服部春子会長(71)に託した。服部会長は「長年、快く寄贈
していただき、感謝でいっぱい」とお礼を述べ、3月6日に新1年生に
手渡すという。
伊藤さんは「頑張って生きる母子家庭の役に立てたらうれしい。親子から
礼状が届くのも楽しみ。この仕事をしている限り、贈り続けたい」と話し、
子どもたちがランドセルを初めて背負い喜ぶ姿を思い浮かべていた。伊藤
一製鞄所は販売もしている。(問)同製鞄所=電0567(25)1437
ソースは
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050123-00000009-cnc-l23