【しみじみ】自立の願い込め、ラーメン振る舞い10年

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1ドメスティック・ドメ子φ ★:05/01/22 10:56:13 ID:???

高岡市戸出伊勢領のラーメン店「旭屋」を営む堀彰さん(41)が、障害者に
ラーメンを振る舞うボランティア活動を続けている。94年冬に始めてから
丸10年。自らも右半身にまひの障害があるため、「障害者が自立できること
を自分の身で伝えたい」。一杯のラーメンには「仲間」へのエールが込められ
ている。

重機運転手だった堀さんは92年、仕事中に脳内出血で突然倒れた。先天的に
脳の血管に障害があり、12時間に及ぶ大手術で一命をとりとめたものの、
右半身が動かなくなった。県高志リハビリテーション病院(富山市)を退院後、
再就職したがうまくいかず、勤め先を何度か替わった。妻と幼い長男がいた。
「生計を立てなければ」と、93年からラーメン店を始めた。

料理作りは素人。体は思うように動かない。苦労の連続だった。客足も思うよう
に伸びなかった。それでも、慣れない左手で何度もスープを作り、味に改良を重ね、
経営は何とか軌道に乗り始めた。

ボランティアを始めたのは翌94年。病院と同じ敷地にある身体障害者更生施設
「高志更生ホーム」で、開店1周年の記念にラーメンを振る舞った。喜んでくれた
のが励みになり、訪問先は徐々に広まった。

今では、同ホームを年1回訪れるほか、高岡や砺波の養護学校などにも行く。
多い時は350食を用意。食材が傷みにくい冬場が活動期間だ。
「訪問先で何も借りない主義」と堀さん。鍋やガスコンロ、食材をはじめ、
器や割りばしまでワゴン車で運ぶ。「右半身まひでも頑張れる姿を見てほしいから」
同ホームも「プロのラーメンを食べられる機会は少ないので、入所者は楽しみに
しています」と歓迎している。

阪神大震災(95年)や石川・珠洲沖のタンカー重油流出事故(97年)でも、
「できることからやろう」と思い、被災地にワゴン車を走らせた。
障害者の雇用にも積極的だ。5年前、店の近くで食材を下ごしらえする工房を作り、
現在では店と合わせて身体、知的障害者の計5人が働く。

20代が中心。堀さんは仕事に厳しい。「経済的に自立するには苦しみがあって当然。
同じ障害者だから強く言える」。ここにも自立の願いが込められている。

ソースは
http://mytown.asahi.com/toyama/news02.asp?kiji=5237
2名無しさん@女性魂:05/01/22 11:26:42 ID:eR+SX8qz
いい話だ 2げとー
3 ◆JHYR6uhL6Q :05/01/22 12:00:15 ID:dtUmvci7
少し感動した!
こりからも、がんがってくださいネ!
4名無しさん@女性魂
この手のいい話のスレは伸びないのが2ちゃんならではだな