【リーダーな女たち】子供料理教室の管理栄養士・川畑輝子さん

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1ドメスティック・ドメ子φ ★:05/01/15 12:10:12 ID:???

◇食べ物は健康の入り口と「食育」推進

「食育は、日々の生活の中で親が子供と食べ物に対して愛情を持って接していれば
自然とできるものなんです。壁に張った標語のように『バランスよく食べましょう』
と大上段に構えて指導してもうまくはいきません」
管理栄養士の免許を持ち、子供料理教室などで食育を推進する川畑さんは、遠くを
見据えた目でこう話す。教育の「知育・体育・徳育」という流れから、食べ物を通して
生活の基本や健康を守る方法を学ぶことを「食育」と呼ぶ。

川畑さんは食育を「ナスの漬け物」に例える。庭などにナスの鉢植えを置いて育てる
ことが「栽培・生産」の学習に、それをぬか床に入れて漬け物を作ることで「調理や科学」
を学び、1日目に浅漬かりのナスを食べるとき「しょうゆをたらすとおいしくなるよ」と
アドバイスすることが「味覚教育」に。そして2日目に「今日はもうしょっぱいから
しょうゆをかけるのをやめなさい」と注意を促すことが「栄養指導」となる。この生活の
場面、場面での愛情あふれる声掛けが「食育」なんだ、という信念がある。

川畑さんは、もともと栄養学にそう興味があったわけではなく、高校3年の時に交通事故に
遭って3カ月の入院生活をしたことなどが原因で、夢だった獣医の道を断念した。
「好きな生物学を生かせるだろう」という周囲の勧めで女子栄養大に入学。そんないきさつ
だったため1、2年次の栄養計算の基礎を机上で学ぶ授業が楽しいはずはなく、逃げるように
イギリスに語学留学した。そこで英語は身に付いたが、現地で「あなたは何者?」と聞かれ、
返事に詰まった。「言葉を使えるようになっても伝えることがなければ何の役にも立たない……」。
自分の専門とする分野や職業がないことに気づき帰国後、栄養大に復学した。3年次に編入
すると授業は現場実習などが中心となり、物を作ったり、人とふれあうことが好きな川畑さんには、
たまらなく楽しい授業となった。

4年生の時に歯科医師である夫と知り合い、その関係で卒業後、歯科医院に就職。「口腔は食べ物
の入り口、食べ物は健康の入り口」という考えに触れ、健康を保つために食育の重要性を感じ始める。
その後、自らが母親となり、子育て中の同世代の親たちと付き合う中で、彼らが「牛乳を早くから飲ま
せるとアトピーになるから飲ませない」などの食べ物に関して間違った情報に振り回されたり、
「早く断乳しないと成長が止まる」など歪曲された情報で悩んだりしている姿を目の当たりにして、
「私は管理栄養士です。みなさんの栄養相談に乗ります」と公言し、児童センターなどで活動することにした。

食べ物をバリバリと食べるバッタのイメージと名字をもじって、自ら主宰するたべもの教室を「バッタクラブ」
と名付け、3年前から本格的に活動を開始した。現在、バッタクラブでは地元の児童センターでの子供料理教室、
民間の子育てサークルや児童館でのパネルシアターや紙芝居などを媒体とした食育活動を進めるほか、季刊の
情報誌の発行やメール相談なども行っている。

03年から年1回、子供たちと「田んぼ体験」を実施。田植えや草むしり、稲刈りなどを実際に体験し、お米を
収穫した。また、手作りソーセージ体験、山菜採りなど「体験」を大切にした活動を今後の進めていく予定だ。
これによって、子供たちが「食べ物はスーパーの倉庫からわき出てくる物ではない」とわかり、「自分に必要な
食べ物を選び、調理し、食べることができるようになる」ことが大きな目標だ。

ソースは
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/shoku/news/20050114dde012070055000c.html
2梨奈@ノノ*^ー^) ◆CAdFEJ0hQE :05/01/15 12:48:59 ID:3824QoJG
3名無しさん@女性魂:05/01/15 13:09:11 ID:qV8c9ufD
理想論ばかりで
うまくいった良い例ですね

人によっては呆れまくります
うまくいかない人も世の中に沢山いるのを忘れずに
4 ◆JHYR6uhL6Q
>>3
どしたん?