松本市の中心市街地で十日、新春恒例の「松本あめ市」が二日間の日程で
始まった。冷たい風が吹く中、あめや縁起物を売る露店が通り沿いに並び、
家族連れや若者らでにぎわっている。地元の子ども会は、大小のだるまを
ずらりと並べた露店を出店。子どもたちは店先に立ち、「商売繁盛、
家内安全、縁起のいい福だるまはいかがですか」と、寒さを吹き飛ばす
ように声を張り上げていた。この日は、あめのほか酒、おやき、もちなど
を売る「あめ市横丁」と「全国あめ博覧会・展示即売会」も始まった。
メーンの十一日は中心市街地を歩行者天国にし、戦国時代の武将上杉謙信
が敵将の武田信玄に塩を送った故事にちなみ、武田と上杉の両軍に分かれ
て綱を引き合う「塩取合戦」や、江戸時代の祭りを再現した「時代行列」
を繰り広げる。
ソースは
http://www.shinmai.co.jp/news/2004/01/10/015.htm (画像アリ)