会津若松市のアマチュアカメラマンで環境省磐梯朝日国立公園パークボランティアの
佐藤健司さんはこのほど、県のレッドデータブック絶滅危ぐ1類に指定されている
ヒカリゴケを山都町の飯豊山系で発見した。
ヒカリゴケは本州中部以北に分布するコケ類で全長2―8ミリ。
先端部から放出された胞子が形成する数珠状の「原糸体」の細胞一つ一つが光を反射する。
県内では中吾妻山、帝釈山、燧ケ岳などで確認されていたが、
このうち、中吾妻山では絶滅したといわれている。
佐藤さんは山田恒人県レッドデータブック・シダ植物分科会長とシダ植物の
生息を調査するため先月7日、飯豊山系に入山、岩穴の中で、緑色に輝くヒカリゴケを見つけた。
佐藤さんは「約2平方メートルの面積の中に、まばらに生育しており、
着生して数年しかたっていないと思う」と話している。
鑑定した湯沢陽一県植物研究会副会長は「飯豊山が生息地に
加えられたことは植物地理学上、貴重な発見」としている。
ソースネッ(ο・ェ・)b★d(・ェ・ο)ネッ?
http://www.fukushima-minpo.co.jp/news/kennai/20041223/kennai-20041223095841.html