通信販売、ジモス(本社・福岡市、小村富士夫社長)の子会社、ジモス酒蔵(さけぐら)は、
25年間酒蔵で熟成した麦焼酎を12月からサイト上で販売し、話題になっている。焼酎は
原料を仕込んでまもなく新酒として発売されることが多いため、長年熟成された焼酎が市販
されることは少ない。25年とこれほど長く眠っていた焼酎は非常に珍しく、5000本限定
で販売したところ、数日で半数近くが売れたという。
この焼酎は「二十五年古酒 本格焼酎 『巫山の夢』」。720ミリリットルの5000本
限定で、2万1000円(送料別)。名称は、中身にふさわしいものをと社員で検討、中国の
故事から取った。
九州のこだわり焼酎を販売しているジモス酒蔵の神屋直邦社長が、大分県の蔵元でたまたま
25年間保存されていた焼酎だるに出会い、商品化にこぎつけた。この蔵元では先代の時代に
「長期間残してみたい」とウィスキーのように大切に保管。25年経って「納得できる味に
なった」ため発売を決めたという。
試飲した神屋社長によると「まろやかな口当たりでコクがあり、今まで飲んだことがない味」。
この蔵元にも、こうした長期保存したたるは他にないため「非常に希少価値は高いはず」(ジモス広報室)という。
問い合わせはジモス酒蔵(0120・222・644)。【サイバー編集部】
ソースは
http://www.mainichi-msn.co.jp/kurashi/travel/green/news/20041213org00m100090000c.html [ジモス酒蔵]
http://www.sakegura.com