「誘拐された」と自作自演のメールを婚約者の女性に送り、勤務先の社長から
現金1500万円を脅し取ろうとしたとして、大阪府警堺北署は18日、
恐喝未遂の疑いで、大阪府堺市、運送会社社員(32)を逮捕した。
会社員は「1週間後に迫った結婚式の費用と、消費者金融からの借金の返済に
充てようと思った」などと供述、容疑を認めているという。
調べでは、会社員は18日午前7時40分ごろから午前11時50分ごろにかけて、
3回にわたり、自分の婚約者の女性(24)の携帯電話に「あなたの大事な人を
預かっている。こいつの勤め先と協力して、1500万円用意しろ」という内容の
メールを送信。
女性が会社員の勤める同府の運送会社社長(48)に「婚約者が誘拐された」と
相談、社長が堺北署に110番した。
大阪府警が会社員の行方を捜していたが、大阪市住之江区で発見。事情を聴いた
ところ、誘拐が自作自演だったことを認めたという。
ソースは
http://www.sankei.co.jp/news/041019/sha001.htm