家庭の事情などで、児童養護施設や児童自立支援施設などに入所したり、
里親に預けられたりしている子どもが、03年2月1日現在で3万8318人にのぼり、
5年前の前回調査時より3901人(11.3%)増えたことが、厚生労働省の調査でわかった。
理由では、両親の放任や養育拒否などを含む「虐待」が前回より7.2ポイント増の28.4%、
「破産等の経済的理由」が同3.1ポイント増の7.4%と目立っている。
内訳は養護施設への入所が3万416人、乳児院入所が3023人、
里親委託の子どもが2454人など。虐待などによる心の障害は、
養護施設入所児のうち、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を1.5%、
反応性愛着障害を2.7%の子どもが抱えていた。
また、この調査総数には含まれていない、母子で入所する母子生活支援施設の児童
(7089人)も微増傾向だった。
母子入所の理由は、今回から項目に加えられた「配偶者からの暴力」が28.4%と
最も多く、ドメスティックバイオレンス(DV)問題の深刻さも改めて浮き彫りになっている。
ソースネッ(ο・ェ・)b★d(・ェ・ο)ネッ?
http://www.asahi.com/national/update/0723/016.html