欧米やアジア、アフリカなど世界40か国の絵本を集めた「ボローニャ絵本館(仮称)」の開館準備が、東京都板橋区で進んでいる。
同区職員らは、約2万冊のカラフルな絵本に埋もれながら仕分け作業に奮闘中だ。
絵本は、同区と交流のあるイタリア・ボローニャ市からの寄贈品。
同市では毎年、世界中の絵本を集めて「国際児童図書展」が開かれており、出展本の一部が板橋区に贈られてくるという。
かわいいキャラクターが飛び出すものや色遣いが美しい作品など、各国の個性が光る絵本ばかり。
同区では「巡回展示などのほかは倉庫に入れたままなので、これを機に多くの人に見てもらえたら」と話しており、9月の開館を目指すという。
http://www.yomiuri.co.jp/culture/news/20040306i404.htm