「おもろい」は最高のほめ言葉。「おやじギャグ」も8割が肯定する。府知事にしたいお笑い芸人の1位は島田紳助
−−これが関西の若者たちのお笑い気質だ。調査したのは大阪・キタの商業施設、HEPファイブ。昨年12月上旬、観光名所、大観覧車横で566人に聞いた。
566人の内訳は男性が137人、女性が429人。年齢は24歳以下が8割以上。平均年齢は男性が23歳、女性が20歳。
「おもろいヤツと言われたら?」の質問には、「すごくうれしい」が56%で最も多く、「ちょっとうれしい」の41%を合わせるとほぼ全員が「うれしい」という回答結果。
関西人にとって「おもろい」はやはり相当効果的なほめ言葉であることがわかった。
巷(ちまた)では賛否両論ある「おやじギャグ」だが、「おやじギャグをどう思うか?」という質問には、「たまにハマる」が53%、
「けっこう好き」が24%と若者は意外に好意的なことが判明。しかしながら女性に限ると18%は「ほとんどバカにしている」と回答、
ギャグを「かます」相手には、十分な注意が必要かも。
2月1日投開票の府知事選に向けて、こんな質問も用意された。
「関西出身のお笑い芸人の中で、この人が府知事になったら関西はもっと元気になるやろなあ、と思うのは?」
1位は男女まんべんなく支持を集めた島田紳助(137人)、2位は男性の支持を集めた明石家さんま(121人)、
3位は圧倒的な女性票を集めた上沼恵美子(117人)となっている。
で、若者本人は自分のお笑いセンスをどう思っているのか。10点満点で自己評価してもらったところ、
10点満点と答えた人が19%と最も多く、なかなかの自信がうかがえた。男性で0点と回答した人はゼロ。
平均でも6・3点と、男女とも自分についてはちょっと「甘〜い」結果となった。
http://mytown.asahi.com/osaka/news02.asp?kiji=692