江別の女性連続暴行、元大学生に16年求刑
http://www.hokkaido-np.co.jp/Php/backnumber.php3?&d=20040203&j=0022&k=200402032125 江別市内などで若い女性八人に乱暴などをしたとして、女性暴行致傷、強制わいせつなどの罪に
問われた住所不定、元大学生田中謙吾被告(21)の論告求刑公判が二日、札幌地裁(小池勝雅裁判長)であり、
検察側は懲役十六年を求刑し、結審した。判決は三月八日。
検察側は論告で「被告の犯行は飢えたオオカミのごとく、性欲発散のため女性を尾行し、暴行脅迫の上で乱暴しており身勝手の極み」と指摘。
八件以外にも田中被告が認めた強制わいせつ事案が二十四件あることを指摘し、「常習性が際立つ」と述べた。
弁護側は最終弁論で「若年で更生が期待できる」と主張。
起訴事実を認めている田中被告は「人を思いやる気持ちが足りなかった」と述べた。
起訴状によると、田中被告は二〇〇一年八月から昨年四月にかけ、
女性八人を「騒いだら殺す」などと脅し、暴行やわいせつな行為をした。