第130回芥川賞・直木賞(日本文学振興会主催)の選考委員会が15日、東京・築地の新喜楽で開かれ、
芥川賞に史上最年少となる綿矢(わたや)りささん(19)の「蹴(け)りたい背中」(文芸秋号、河出書房新社刊)と、
金原(かねはら)ひとみさん(20)の「蛇にピアス」(すばる03年11月号、集英社刊)が選ばれた。
これまでの最年少受賞者はいずれも23歳。中で最も若かった丸山健二さん以来37年ぶりに記録が更新された。
ちなみに直木賞には京極(きょうごく)夏彦さん(40)の「後巷説(のちのこうせつ)百物語」(角川書店)と、
江國(えくに)香織さん(39)の「号泣する準備はできていた」(新潮社)が選ばれた。
引用元
http://www.asahi.com/culture/update/0115/010.html