ある雑誌の行なった調査によると、英国における10代の女性のうち、10人に9人は自分の
体型に不満を持っており、その自信のなさは、同様の悩みを抱える母親の姿に
影響されていると見られることが明らかになった。
雑誌「ブリス」(「至福」という意味)による調査に参加した10代の女性のうち、87%が
自分の体型に不満と回答。満足していると答えたのは8%にしかすぎず、若い女性が
自分の容姿にひどくこだわっていることが再確認された。14歳の女子の4分の1は、
完璧な容姿を手に入れるために整形手術をしたいとさえ考えているとされる。
調査の中で、自分の体型に不満がある者のうち、90%はその母親も同じ問題を
抱えていると答えたという。「ブリス」の編集者は、「女性の、身体に関する
強迫観念は1960年代から大きくなってきた。現在では、流行病のように膨れ上がり、
若い女性にまで広がっている」とコメントしている。
今回質問に答えた女子2000人のうち、実際に肥満だったのは5分の1以下だったが、
67%が減量したいと考えており、また、5人にひとりが摂食障害に陥っていると答えている。
心理療法士らは、体型のことを気にする前に、まず個人としての自分を尊重するのが先決、
と話しているという。
ソース
http://www.japanjournals.com/dailynews/040107/news040107_2.html