児童買春禁止法違反などの罪に問われ公判中の元中学校教諭長井広恭被告(44)=富山市=に相手の少女を紹介したのは
富山県内の中学男子生徒(14)だった疑いが強まり、
同県警高岡署は22日までに同法違反(周旋)の疑いで男子生徒から事情を聴いた。来週にも書類送検する。
男子生徒は長井被告とは面識がなかったが、
インターネットの出会い系サイトに女性の名前で買春を求める書き込みをし、
被告に友人の中学3年女子生徒(15)を引き合わせたという。
同署は、こうした行為が買春のあっせんに当たると判断した。
調べでは、男子生徒は5月ごろ、
出会い系サイトの書き込みを見てメールを送ってきた長井被告と会う約束をした後、
女子生徒に「金がないから援助交際をしてくれないか」と依頼した疑い。
長井被告は5月10日、同県庄川町の山道の乗用車内で買春行為をし、
女子生徒は受け取った現金5万円を男子生徒に渡した。
男子生徒は富山市の男性会社員(26)にも同じ女子生徒を紹介し、
現金2万円とプリペイド式携帯電話を受け取っていたという。
http://www.sanspo.com/sokuho/1122sokuho014.html