鹿児島地方法務局の支所に勤務していた男性職員(44)が2月、
人権侵害の相談をしていた20代の女性を自分が宿泊していたホテルの室内に呼び出し、
セクハラ行為などをしたことが21日、分かった。
同法務局は男性職員を7月31日付で停職1カ月の懲戒処分にした。
同法務局によると、女性は職場などでの人権侵害に悩み、昨年12月から相談。
男性職員は2月21日、「話を聞きたい。今からどうか」と女性を出張先のホテルに呼び出し、
午後10時半ごろから翌朝午前5時ごろまで、部屋で2人きりになった。
男性職員は女性の過去の男性関係を聞いた上、女性にベッドに横になるよう言ったという。
法務局の聴取に対して男性職員は「女性の心の傷を癒やすため添い寝して良いか尋ねた」と述べた。
また、別の事案について職務上知った秘密を女性に漏らしたという。(共同通信)
[11月21日13時20分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20031121-00000091-kyodo-soci