■■市販の安いシャンプー類について話そう! 23■■
石鹸シャンプー:アルカリ性で髪に優しくない。泡のキメも荒く、摩擦を生じる。
アミノ酸系シャンプー:洗浄力と泡立ちが貧弱な故、物理的に髪を傷める。
アミノ酸:ほとんどが水に溶け洗い流されるので、さして意味なし。
シリコン:保護剤。疎水性なので地肌には吸着しない。 よって痒み・ハゲの原因というのは俗説。
キューティクルを剥がすというのもデマ。
パーマやカラーが入りにくいのは、裏返せば髪をしっかり守ってくれている証拠。
旧表示指定成分:昔、厚生省が表示記載を義務付けていた成分。
皮膚アレルギーを起こす可能性がある成分が大半だが、通常使用下にて異常が現れる人は非常に稀で、過敏に拒絶しなくても良い。
そもそも死に至らしめるような高い危険性がある成分なら、使用自体許されない。
硫酸系:悪意ある業者による造語で間違い。一般的には高級アルコール系と呼称すべき。
石油系由来洗浄剤と言われたのは過去の話。最近は植物性油脂のものがほとんど。
合成界面活性剤:元々は石鹸業者が大手製品に対し、
科学・工業・人工的という悪いイメージを植えつけたいが為の造語が、
残念ながら一般化してしまったもので間違い。
「合成」という言葉の定義が曖昧なのが問題。
花王やライオン等が、自社製品を「合成シャンプー」と勧んで呼んだことは一度も無い。
日本で販売されている石鹸製品も、決して天然の界面活性剤ではない。
一部で安全性が疑われているメジャーシャンプーですが、具体的数値がまったく示されていない信憑性に欠けるものです。
ライバル関係者が針小棒大に言いふらしているだけ。
「今から9分以内に隕石が頭に当たって死ぬよ」的な極めて低い確率の話です。
メジャーシャンプーは泡の立ちや濃度、キメ細やかさが優秀で、毎日洗うことを前提とした適度な洗浄力に調整されています。
原価が安いから製品も粗悪 というのは短絡的です。
メジャーシャンプーは、技術・自社設備・研究・統計・薬学部卒の優秀な人材・薄利多売…という長年の努力により、
実は総合的には完成度が高いのです。
社会的責任・監視・興味の目が無い故に、事件・倒産が圧倒的に多いにも関わらず、
報道・問題視される事が少ない中小メーカーのマイナーシャンプーなんて、色んな意味で危険です。