>>154 剥いだ皮は、巻物にして靴や鞄製造工場やコート製造工場へ納品されている。
また、部落内では死骸から毛を切り取って、ブラシ(刷毛)も製造している。
愛知県内で製造されているブラシ(刷毛)の半数以上が大字栄地区で製造されている。
栄地区の多くは加藤姓で、約7割の家が加藤姓と指摘する周辺住民も多い。
もともと栄地区は、隣地区の大字東今宿内の1つの小字であったが、自分たちも
部落と間違われることを忌み嫌った大字東今宿内の部落民でない住民達が、
戦後、栄地区だけを切り離して大字栄が誕生した。
その過程で、一定数のエッタが大字東今宿内に今もとどまっているが、
その殆ども加藤姓である。