【色気】色っぽくなりたい 3ムンムン【フェロモン】
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メイク魂ななしさん:
男受けする女性の特徴は、一種記号化された認識である日本特有の「アニメ顔」という
形状を備えているということでしょう。アニメ顔というものが象徴主義の定向進化したもの
だと言うことはぼんやりと分かってはいるのですが、
形状的特徴という観点から考えると、やはり大きな目ということになる?
non・no「2004年の好かれ顔」特集は読みましたでしょうか?
長谷川京子さん、熊田曜子さん、深田恭子さんのような、顔の面積に対して
各パーツが顔の真ん中に集中していて、目の大きいタイプ、
これが「アニメ顔」に該当するのではないかと思います。
二重、目頭切開などという整形が流行っているのも、「アニメ顔」が今の日本を
席巻している証左であると言えるでしょう。
アニメ顔のもう一つの特徴は、それを認識する側にあると思います。
被写界の欠落、構図という概念の脆弱化がそれです。
どこに中心があるかではなく、中心にすべてが揃っている。
個々のパーツはかなり高レベルに収束され、被写界や構図を考える必要がない。
ただ個々のパーツを同時にスキャンし、それぞれの完成度を鑑賞する、
という見方になっている。どの方向から見ても良いモノになってるんですよね。
被写界がないというのは、視線が統合されていないと言うことです。
視線が複数あると言ってもいい。遠近が必要とされていない。ラカンの言葉を借りるなら、
現実への参入があまり上手くいっていない状態です。ルネサンスの風景画が象徴主義という
記号化された構図の上に成立していたとするなら、アニメ顔は象徴主義の機能不全の
上に成立している。この対比を別の言葉で言えば、「モダン」と「ポストモダン」です。
視線が一つしかないモダンのリアル顔と、視線が複数あるポストモダンのアニメ顔。