30代まんなかの婆が、マジレスしてみます。
私は、厨房のメイクそのものは反対って事はないですよ。
自分がぜんぜんそういう事に興味なかったタイプだから余計に思うんだけど、
厨房の頃から自分を綺麗に見せる練習は、むしろしておいた方がいいと思う。
まあ、したい子はすればいいだけの話だとも思うけど。
フランス人の私の友人達は、消防の頃からママにうるさいほど、自分の目や髪や顔立ちや
肌の色や体型やTPOやステータスに合った服装・メイク等について、教育されてます。
「あなたにはこれが似合う」っていう押し付けじゃなくて、「何が似合うか
自分で考える力をつけなさい」ってね。
(ちなみに私の友人たちは、10代の間はメイクするとしてもファンではお粉だけと
厳しく言われてましたし、そうしてました。娘の肌を綺麗に保つためには当たり前の事ってことで。)
こういう人達とは鍛え方がこちらとはぜんぜん違うなと、大人の今の自分たちを比較して、
つくづく感じるよ。
ただ、どんな事でもそうだけど、最初は軽いのからやったほうが良いよ。
逆に軽いのが許されるのは、本当は若いうちだけなんだしね。
上手くなったら徐々に色々なメイク用品を増やしていって、使いこなせばいい。
厨房のファンデの厚塗りは、ムラ塗りがありすぎて見苦しいです。
色の使い方も、緩やかなものからやっていったほうがいい。
初心者からいきなり色々やりたがる気持ちもわかるんだけど、
そういうのって、メイクに限らず、厨房に限らず、みっともない結果になるでしょ。
大人になってからメイクし出すと、そこの所の失敗は少しマシ。
何故かと言うと、周りのどこかに良い見本がちゃんといるから。
失敗例も沢山あって、双方を客観的に観察して、どうすれば綺麗に出来るか考えやすいから。
ところが厨房の一般的な現状の、周りが失敗例ばかりという状態だと、
うまくなるどころか感性が壊れるだけだよ。
厨房工房のメイクって、外国人がちょっと日本で教わっただけの生け花を
自国で「これがイケバニです〜」なんて言って教えて、嘘ばっかり広めちゃってる
ような痛さと同じモノを感じる事が多いです。
厨房から変な化粧しててそのままDQNになってる人は、こういうところで
感性を捻じ曲げちゃったなと思うことが多いです。
今の大人のメイクを全面的に習えとは言わないし
日本では上手に教えられる親や大人が少ない現状だから、気の毒だとも思うよ。
だけど、大人から得られないのなら、自分で上手に修得していく方法を
考えないと仕方ないでしょ。
あと
>>252さんが書かれてるTPOって、本当に大事。
場を読むって事ができないのであれば、無難にするべきだよ。
いつまでもイタイお嬢さんでいる上に、口だけはいっちょまえなんて
みっともない事はないよう、がんばってね。