アパレル店員の悲惨な末路

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81ノーブランドさん
低賃金若年店舗労働者の大量雇用の上に成り立って来た「蟹工船」的チェーンストア経営からの脱却を訴えて来たが、経営者の反応は驚くほど鈍い。少子高齢化が進んで若年労働者が低賃金では雇えなくなれば
必然的に脱却せざるを得なくなるから、アベクロミクス景気が長期化して若年労働者の賃金高騰が加速する事を祈るばかりだ。今回だけは‘喉元過ぎれば’で終わらせたくはない。
 この業界を振り返って見れば、70年代は職種による賃金格差が目立たなかったが、80年代のDCブランドブームでデザイナーやプレスが特権化して店舗労働者との賃金格差が拡大し、
90年代以降の外資ブランドやSPAチェーンの拡大で欧米的な組織内階級化が加速し、本部の企画やMDと末端の店舗労働者との賃金格差は欧米並みに広がって行った。
 80年代から今日に至るまで服飾専門学校と業界は結託し?、企画やプレスを志望する若者達を『いつかは企画に、いつかはプレスに』という空手形で釣って店舗労働者に送り込んで来た。
しかし夢を実現する若者は一握りに過ぎず、大半は学んだ技術を活かす事なく
82ノーブランドさん:2014/06/08(日) 20:43:24.13 ID:X6MNSESU0
本社の企画やプレス、MDに登用される人数は当然、限られる。ならば企業も服飾専門学校も、店舗でキャリアを積み家庭を持ち住宅を取得出来るだけの昇給が可能な、販売スペシャリスト系(プレタのお針子販売員など)や営業マネジメント系、
ロジスティクス系やEコマース系のキャリアコースを公式に用意すべきだ。最近は服飾専門学校もファッションビジネス科などを設けているようだが、講師陣の大半は企画畑というのが実情で本気度が疑われる。
 この業界、何処までもクリエイション至上の体質を引き摺って販売や店舗運営、ロジスティクスなどは必要悪?のように軽視する傾向が収まらないのは
不条理と言うしか無いが、『いつかは企画に、いつかはプレスに』という空手形で若者の将来を食い潰すのだけは即刻、止めて欲しい