junhashimoto/ジュンハシモト part5
371 :
ノーブランドさん:
皆さんの意見を聞かせてください
投稿日 2001年6月22日(金)21時53分 投稿者 夢見るMADOKA [*****.ppp.*****.ne.jp] 削除
熱海に着くと、海でしばらく遊びました。
私はベンチに座ってボンヤリと水平線を見ていたのですが、なんだか眩暈がしてきたので車の中に戻ってウツラウツラしていました。
その時、良くない夢を見たのだと思う のですが覚えていません。
エアコンをかけて寝ていたのですが目が覚めると汗びっしょりで、全身がだるい 感じでした。
そのころには、もうかなり鬱になっていました。せっかく友達と遊びに来たのに体調が悪くて 楽しめない。そのときはそう思いました。
その後、みんなで宿泊先の民宿へ向かいました。
私はどんどん気分が悪くなって、その頃には殆ど口もきかずに窓の外を眺めていました。
車を少し離れた駐車場に置いて、民宿へ。その時、体が何とも言えない悪寒 に包まれました。
風邪とかそういうのではなくて何か冷たいモノに全身を包まれたように、表面だけが異様 に冷たいのです。
民宿の前まで来た時、その感覚はもはや耐え難いものになっていました。
私達の泊まる建 物の横に大きな小屋のような建物があって、そこから視線のようなものを感じます。
見たくなかったのですが、ついついその建物をじっと見てしまいました。すると、2階の小さな窓から誰かがこっちを見ています。
パッと見た感じは男の人のようでした。ただ体が青い光を放っていて輪郭がボンヤリしています。
とっ さにこれは人間ではないと思いました。
窓は小さいのに、窓枠の周りの壁を通して、そいつの体全体が見えるのです。こっちを見ている視線がものすごくイヤな感じでした。
私達が来たことを歓迎していないような感覚が伝わってきます。
私はもう限界でした。みんなにここはヤバイという事を説明したのですが納得してくれません。みんなには見えていないのです。
しかし、私はもうこの民宿に留まることなど出来ませんでした。
その場で皆に別れを告げ、電車で帰ることにしました。
幸い近くに駅があるということだったので、民宿の人にそこまで送ってもらいました。