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一名でお待ちの名無し様:
■「誰でも入れる」保険の真実(上)■
「絶対に、誤解される!」と思われるテレビCMがあります。
60代の男優が出てきて「人生、まだまだ」とアピールする外資系保険会社のものです。
医師の診断はいらず、80歳でも入れるとうたい、支払いは最も安いプランで約3000円。
しかも、掛け捨てではないというのですから、私も「赤字覚悟か?」と驚いたくらいです。
しかし、何度かCMを見るうちに、「こんな広告ってありなのか?」と思わずにいられなくなってきました。
この保険のカラクリがわかったのです。
そもそも、この商品は「生命保険」ではありませんし、もちろん「医療保険」でもありません。
ポイントは「病気での入院」に対して保険金が支払われるとは、一言も言っていないことです。
「治療や入院の実費を最高100万円まで保障」とありますが、それは「ケガでの治療」に限られているのです。
また、「お葬式の費用を保障」というのも、亡くなった場合に払われるのではなく、
親族が負担する葬祭費用の「実費」を一定限度まで保障するというもの。