デニーズ Denny's その8

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807一名でお待ちの名無し様
弧発型クロイツフェルト・ヤコブ病は100万人に1人の頻度で発症する難病で、患者は60歳を超える高年層に多い。
この病気にかかると中枢神経が侵されるので、ふらつきや目眩(めまい)、気分のムラが目立つようになったり、
痙直、視覚異常、痴呆など神経症状が多い。キャリーの場合も、目眩や気分の変化などを訴えていたという。
「死亡する1年ほど前からキャリーの性格がガラリと変わり、攻撃的な性格になってしまい、気分のムラが激しくなった。
それが原因で離婚もしています。私はキャリーがヤコブ病で死んだことについて何か釈然としないものを感じていた。
しかしキャリーの死因について再度、疑問が浮上し調査しようと思ったのは3年後。母の友達のキャロル・オリーブも
50代で弧発型ヤコブ病により2003年5月に亡くなったことがきっかけでした。
キャロルとキャリーには共通点があり、今はクローズされている地元の『ガーデン・ステイト競馬場』に勤め、
いつもそこのレストランで昼食を摂っていたんです」100万人に1人という病気が、1万1千人ほどしか住んでいない
チェリーヒルで立て続けに発症、しかも2人とも同じレストランで食事をしていた偶然性に疑問を感じたジャネットは
独自調査を進めることにした。

すると1995年から2004年のあいだにこの地区だけで10人が弧発型クロイツフェルト・ヤコブ病にかかり死亡していたのだ。
しかも全員が競技場のレストランで食事をしたことがあるというのである。