【ワシントン14日共同】
米南部を8月末に襲ったハリケーン「カトリーナ」の被災者への
支援物資として英国が送った携行食料33万食に、米政府が牛海綿状脳症(BSE)を理由に
輸入禁止にしている英国産牛肉が含まれていたため、1カ月以上も米国内の倉庫に眠ったまま
被災者の手に届いていないことが14日、分かった。
米国務省は「食料支援を必要としている他の国向けの援助」(エアリー副報道官)に回す意向だ。
被災者に対する外国からの支援受け入れ方針を表明した後、米政府は「最も必要なのはすぐに
口にできる食料」として、軍隊用の携行食料の提供を各国に要請。英国は真っ先に応じた。
http://news.livedoor.com/webapp/journal/cid__1440906/detail