★北海道でBSEの疑いの食用牛、生後20カ月と最低月齢―確定検査急ぐ
12月1日(ブルームバーグ):北海道庁が1日、明らかにしたところによると、BSE
(牛海綿状脳症、いわゆる狂牛病)の疑いのある「食用牛」が、11月29日に北海道内で
発見され、現在、同庁で「確定」検査を行っている。酪農畜産課の寺田脩防疫主査が
ブルームバーグ・ニュースの電話取材に答えた。
この「食用牛」の月齢は生後20カ月で、BSEと認定されれば、国内でこれまで見つかった
14頭のBSE牛の中でもっとも若い牛となる。これまでは21カ月がもっとも若かった。
14頭のうち北海道で発見されたのは5頭、北海道で生まれたことが確認されているのが
8頭という。
政府は生後20カ月以下の若い牛に関して、これまでBSE発症例がなかったことを根拠に、
全頭検査を免除する方向で、内外の関係者らと協議を進めている。北海道で新たに見つかった
感染牛がBSEと認定されれば「食用」牛だけに、新たな問題を投げかけるのは必至の状勢だ。
Bloomberg
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