ARMORED CORE2 -ANOTHER AGE- SORTIE:79

このエントリーをはてなブックマークに追加
713なまえをいれてください
新宿の裏路地から入る地下の一室に「それ」はあった。
オタクメディアが法で規制されてからと言うもの、こういった闇取引が常になったのだ。
ナブコンの面々は久しぶりのOFF会に胸を躍らせていた。

那○:いやぁ、参りましたねぇ あ、人○さん、これ約束のゲームです
人○:おお、これはAC4じゃないですか どういったルートで?
那○:解体したフロムソフトウェア本社に開発中のROMがあるのを知り合いに取って来てもらったんですよ
人○:早速プレイしてみますか
那○:いいですねぇ 丁度TVとPS3もありますし

そうだ こうしてモニターに映し出される懐かしの自機を見れば嫌な現実も忘れられる
そう思って那○がコントローラーを手にしたその時だった
ガタンッ
「警察だ! 全員動くな!」
放心状態でされるがままに手錠をかけられ店を出てみると金髪のドキュンが嬉しそうに携帯をかざしていた。
そう、実際に社会的損害を出すドキュンは逮捕出来なくてもオタクは逮捕されるのだった。
シンナーを吸う事より一冊のマンガを持つ事の方が許されない事だった。
社会的損害を出すドキュンの行動も、全てはオタクメディアのせいなのだから。