【2011】クソゲーオブザイヤー part4【据置】
ADVパートだが、選択肢で変わるのは主人公の本質が奔放と制約のどちらに振れるかだけであり、1回で大幅に振れるため適当に選択していても問題ないレベルのものである。
そしてその本質によりエンドが変わるのだが、ルート分岐は最後の最後でほぼ一本道である。
本質によるルート分岐が小さいため、選択肢により主人公が動いている実感はほぼなく、主人公の行動にやきもきさせられる場面が非常に多い。
最大限に分岐を少なくしているため、俺が本当に好きなのはお前だと言ったヒロインとは別のヒロインに告白しエンディングなど主人公の行動に一貫性がなくなることもある。
また、ヒロインは奔放と制約を象徴したようなものであり、キャラクターとしての魅力はほとんど感じられない。
奔放のヒロインとの時間は「記憶にあまり残っていない」の一文でカットされることがほとんどで、制約のヒロインとの時間は基本的に結婚を迫られるか、主人公が浮気をごまかすかの二択である。