宇高多の害虫である自称町娘の二匹。
ただでさえ汚らわしく醜い顔面なのに
声と動きも異常に気持ち悪い。なんとしてでも町娘になりきりたいようだ。
夜になると人間の住む町や屋敷に現れ食料を求めて動き回る。
これに当てはまるのは主に緑の着物の町娘こと、腐食害虫である。
忍びの者は何度か見かけたことがあると思うが
よく屋敷でコソコソカサカサと動き回っている。
また、その場に留まり
食料を与えてくれる人間が通りかかるのを待つ種もいる。
これは主に桃色着物の町娘こと、皮脂害虫である。
忍びの者は何度か見かけたことがあると思うが
よく町でつっ立って人間を待っている。
不細工で不潔故、米も食わせてもらえず町から追い出されたので
人間の食料、人間界の物には興味津々のようだ。
何かを拾う時のあの気持ち悪いセリフがそれを示している