【2008】クソゲーオブザイヤー part19【総合】

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21なまえをいれてください
>>1乙。このスレに移行する前に前スレで修正入った分は修正しておく。

今年の開幕投手を務めたのは「メジャーWii 投げろ!ジャイロボール!!」
Wiiバブルに何とかして便乗しようとして育成された、タカラトミーの隠し球である。
同じ試合中であるにも関わらずその状況になる度に何度も何度も現れる一枚絵の操作説明画面や、
打球の飛んだ方向に無関係に流される「意外性抜群の」打球デモ、
さらに1球1球投げる度にデモを流すなどして、一試合2時間以上という野球のプレイ時間を見事に再現してみせた。
投げた瞬間にストライクかボールかが相手にわかってしまう男らしい投球システムや、
ストーリーを圧縮しすぎて原作ファン以外お断りのADVパートもなかなか味わい深い。
まさにジャイロボールの名に恥じぬ、剛速球のクソを投げつけられた思いであった。
22なまえをいれてください:2008/08/21(木) 11:30:40 ID:oXe6X+Ip
そして3月の新作攻勢の中投下された「奈落の城 一柳和、2度目の受難」。
数少ないクローズドサークルの本格推理ゲームに期待した者も多かったが、
ジャンルのファンであればある程、フラグ管理の甘さに失望する出来栄えだった。
探偵役の主人公は「もう聞いたはずの事を今知ったかのように驚く」「とっくに明かされている謎を聞いて本気でビビる」
「行方不明の登場人物を放置すると、そのまま話題にもせず館から脱出してクリアする」
「ただのイタズラには1分単位のアリバイ表を作成するのに、殺人事件のアリバイ表は作らない」という見事な迷探偵っぷり。
おまけに死んだはずのキャラが生きていて会話もでき、当人の死について尋ねてみると「テキストがまだない」と言い出すミステリー。
解いていないはずの謎が、なぜか解決したことが全員の共通認識となっている等、
フラグ管理の甘さが、一気に作品の評価を落とした例となった。

ちなみにこれらの問題を無視して推理しようにも、「クリア必須の暗号に不備があり、解けないものがある」という致命的なミスがあり
プレイヤーをまさに奈落の底に突き落とす仕掛けにもぬかりがない。
2313修正:2008/08/21(木) 11:33:22 ID:oXe6X+Ip
某ゲーム雑誌では「悔しがる表情が良い」とレビューされていたが、実際はそんな機能は搭載されておらず、
その雑誌のスタッフは申し開きパートまで進める前にドロップアウトしたのだと予想できる。
さらに「これkら」という、江戸時代から一気に現代世界にユーザーを引き戻す誤字が用意されており
大奥の世界に浸りすぎない為の引きこもり対策も万全と言え、製作サイドの最後の良心が見え隠れする仕様だ。
開発会社ダフトの公式サイトでは、プログラム以外は関わってないとのリアル申し開きが始まる始末で
まさに宣伝文句通り、大奥記は底知れぬ伏魔"伝"(公式HPより)と言えよう。
尚、このゲームはマルチエンディングを採用しているのだが二年間延期して何をしていたのか、
という申し開きをダフトに聞く事がこのゲームの真エンドと言えるだろう。
(発売から三月を待たずしてサイトが404になった今となってはそれも不可能に等しいが)
発売前日なのに提示された買取価格が200円という珍事も思い出深い出来事であった。