【北京=共同】国際オリンピック委員会(IOC)は11日、北京五輪の競泳種目が行われている国家水泳
センター(水立方)に重大な設計上の問題があったと発表した。IOCは今夜緊急理事会を開いて対策を協議する。
明日以降行われる予定の競泳種目は、対応策がまとまるまで全て実施が中止される見込みだ。
中国が国家の威信を賭けて開催している北京五輪だが、ここに来て前代未聞の不祥事が発覚した。
IOCによると、競泳用プールの国際公認規格は「10コース、水深 3メートル、50メートル×25メートル」
と決められているが、11日昼にイタリアのテレビ局の指摘を受けて調査したところ、実際には49.71メートルだったという。
北島康介が男子100メートル平泳ぎ決勝でマークした58秒91の世界新記録も幻となる可能性が高い。
なお、設計を担当した中建国際設計公司(CCDI)の責任者である王林氏は、昨夜自宅で自殺しているところを発見された。
http://news24.2ch.net/test/read.cgi/news7/1218120978/