【小者】バイオハザード4 part133【使い捨て】

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234なまえをいれてください
ここはスペインのとある田舎町。
その日レオンは二人の地元警官と一緒に大好きなドライブを楽しんでいた。
レオン「私たちはいつものように目的地へ向けて車を走らせていました。でも・・・まさかあんなことになるなんて」

三人は鬱蒼と木々が生い茂る山の中、車を走らせていた。やがて彼らは郊外の村へ到着。
レオンだけが車を降り、近くにあった山小屋へと向かう。
中には中年の男性が一人。話を聞こうと声をかけたレオンだったが・・・と、次の瞬間!!
何と、その男性が異様なうなり声を上げて、レオンに襲い掛かってきたのだ!!
「止まれ!撃つぞ!!」と銃を構えるレオン。しかし、男性はいっこうに聞き入れない。

レオン「その時、私は『またゾンビかよ』とたいして気にもしませんでした。」
235なまえをいれてください:2007/02/11(日) 07:20:23 ID:HU/VGzsE
しかし、その男性を撃ち倒した直後、外から二人の警官の叫び声と激しい衝突音が!
事態の深刻さに気づいたレオンはすぐさま緊急無線を繋げた!

(実際の音声)
オペレーター「はい、こちらハニガン。どうしたの?」
レオン「大変なことになったんだ!どうやら複数の敵に囲まれてしまったようなんだ!!」

ハニガン「とにかくレオンのパニックを抑えることが第一だと思い、発砲許可が出ている事を伝えました。」
236なまえをいれてください:2007/02/11(日) 07:21:32 ID:HU/VGzsE
すぐさまレオンは襲い掛かる村人を銃撃によって撃退。
しかしそこでレオンが見たのは信じられない光景だった。
レオン「自分達が乗っていた車が谷底へ転落し、車体が燃え上がっていました。
     私は最悪の事態も覚悟していました」

警官達の安否を(表面上)気遣うレオンは、すぐさま懸命な捜索を開始。
次々と襲い掛かる村人を撃退し、途中で罠にかかった犬も助けた。
それにしてもこのレオン、ノリノリである。

30分後―――
そこにはフックで胴体を貫かれ火炙りにされている警官の姿が!!
レオン「村の人たちには感謝しています。(内心、二人の警官がウザかったので)
    もう勝手に単独行動を行ったりしないよ!」

と、ここでネタばらし。実はこの村、ターゲット以外すべてが仕掛け人。
全て悪戯だったと知った犬は笑いながら胸をなでおろすのだった。