実機のお披露目でさらに評価が揺れるWiiとPS3
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000055923,20261687,00.htm そんな中で発表された次世代ゲーム機「Wii(ウィー)」は評判も良く、ソフトを開発するサードパーティ各社は、「ニンテンドーDSの開発タイトルを増やしたい」「Wiiに参入したいので開発ツールがほしい」と「任天堂詣で」を繰り広げていた。
ちなみに任天堂詣でとは、京都の任天堂本社を訪問し、特別な依頼事をするというゲーム業界の隠語だ。
多くのゲームソフトメーカーは、自社の意中のプラットフォームが任天堂にあり、それがPLAYSTATION3ではないことを明らかにしたがらない。
それは企業秘密であり、ハードメーカーとの駆け引きの材料でもあり、礼儀でもあるからだ。
しかし、任天堂回帰の情報は続々と入ってきていた。
たとえば、株主総会などで「開発費のかかるPLAYSTATION3への投資を控え、開発費が少なく売り上げが見込める任天堂に投資をシフトする」と公言した会社は複数存在する。
投資家や証券会社も、次のハード戦争は「任天堂有利」と見ている。
現に任天堂株価は大高騰し、この1年間で約2倍になっている。