ウォレスとグルミット【△】
原作は全然興味ないが、
「物理演算」「箱庭」「自由度」などの宣伝文句に釣られて買ってしまった。
隠れた良作だと思う。
箱庭は結構丁寧に作りこまれてて、物理演算の恩恵も感じられる。
「自由度」は単なる宣伝文句で、GTAみたいに暴虐の限りを尽くしたりできるわけではない。
「自由」と言うより、箱庭をうろつく「開放感」はある。
目立った欠点は、カメラを一発で正面に向けられないことと、
データロード時や昼/夜パート切り替えの時などにクソ長いロードが入ることぐらい。
何か、任天堂あたりが作る、一般人・子供向けの優等生的ゲームみたいな感じ。
しかし、それゆえか、何となくゲーム全体に刺激が乏しい。
俺もみたいなゲーヲタがハマれるような、突出した要素が見あたらない。
それと、一つの街を再現した箱庭をうろつき、イベントやミッションを探してクリアしていく形式なのだが、
俺はこの形式に作業感や単調さを感じてしまう。
要は、手の込んだミニゲーム集みたいな印象。
アクションゲームとして悪くは無い。
いっそ【○】つけてもいいぐらいなんだが・・・。