メダル・オブ・オナー　〜ヨーロッパ強襲〜　4発目

第二次大戦ではなくもっと新しい戦争、例えばベトナム戦争や湾岸戦争を題材にしてほしいという書き込みが多く見受けられる。
然し、これらの戦争が題材になった場合どうなるかということを考えた事はあるだろうか？
この時代の戦争には、MHOでいうところのスコープ無しのライフル並の正確さと、サブマシンガン並の装弾数と連射力を併せ持つ突撃銃なる超兵器が登場している。
当然この超兵器も登場する事になることは想像に難くない
そうなると、ライフルはスコープ装着だけになり、マシンガンに至っては完全に駆逐される事になる。

確かに樂になることは樂になるだろう、然しそれでよいのだろうか？
ライフルを持ち、L1で狙撃する楽しみはどうなるのだろうか？
AK47や64式小銃でも同じ事は出来るだろう、だが一発撃つたびに手動で弾の排莢と装填を行ったり、セミオートであったとしても数発しか弾がないといったもどかしさ
故に、遠距離用にライフルそして近接戦闘用にサブマシンガンといった基本装備が成立ち、バズーカを持っていこうかどうかという選択が生まれる。
バズーカを選べばサブマシンガンかライフルを捨てる事になるわけで緊張感を持てる
若しもアサルトライフルが登場すれば、アサルトライフル一丁で二丁分仕事が出来る
だから上記のような選択が生まれる事はないのだ。
それらのもどかしさをｳｻﾞｲと一蹴してしまう事も出来るだろう
だが然し、そのもどかしさがこのゲームのよさではなかったか？

ヨーロッパ強襲にもStg44なるアサルトライフルが登場する。
その使い勝手のよさは皆さんのご承知の通りであろう
勘違いをして欲しくないのは、私がこのゲームにStg44を出すべきではなかったと主張しているわけではないということだ
私のその便利さを享受した身である訳だし、その便利さに惚れてしまったくらいだ
ならば何故？という疑問も沸くだろう、当然だろ
若しStg44が初めから出てきたら？然も標準装備であったら？
その事を私は嘆いているのだ、初めからその利便性を享受してしまってはこのゲームのバランスは崩れてしまうのだ
このゲームに於いてStg44が出てくるのは後半になってからの事と必ずしも入手できるものではないということを念頭に置かなければならない
Stg44の利便性は其れ等の関門を突破した御褒美であるわけ

このゲームは第二次大戦という今ほど兵器が発達していない時代のもどかしさを楽しむゲームであるのだ
これだけのことが理解できれば、第二次大戦以降の戦争を題材にしてくれなどと主張する輩が現れることもないだろう
其れでも直ww�U以降の戦場で戦いたいという人間がいるならば私は其れ等の人に問いたい、問い詰めたい、小一時間問い詰めたい
お前等単純に樂したいヌルゲーマーなんじゃないかと
通の俺から言わせてもらえば今、通の間での最新流行はやっぱり、Sieg Heil、これだね。 右手を挙げてSieg Heil。これが通。
でも、これをやるとﾔｳﾞｧｲ人に間違われるかもしれない諸刃の剣
ヌルゲーマーにはオススメできない