「鉄騎」第42特殊機甲師団

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204なまえをいれてください
何時もお世話になっております、コマツランドシステムス技術部の秦と申します。

コックピット内への浸水の件ですが、ご存知の通りコックピットブロックの保護を
目的にVT本体とコックピットブロックの間に緩衝材が注入してあるのですが、
メンテナンス性からこの緩衝材にはジェル状のものを採用しております。

通常の運用であればコックピットブロック内の気圧制御と緩衝材により気密性が
確保できているのですが、水没となりますと電気系の障害からコックピットブロック
内への加圧が停止し、また緩衝材には流動性がありますので、水圧により緩衝材
がコックピットブロック内へ流入、共に浸水が始まる、となります。

浸水のみであれば緩衝材に固形発泡材を採用したユニットによりある程度の対策
は可能ですが、完全な水中での稼動を保証するものではありません。
なおこの緩衝材の除去には専用の溶剤が必要となり、標準作業時間は3時間です。

以上、宜しくお願いいたします。