_─-ゝ‐ 、, -‐z...__
. -‐゙ ` ´ ´ ~`ゝ ……なるほど……
. ≦ ヽ しょせんは…… そういうことか……
. イイ/lイ/|/|/イ/Vv,ィ, i
/´ 〃 | カード入手したらゴミ……
/ ̄`'‐、 , ‐''"´ ̄ | | たとえどんなに真心こめて付き合っても
. !==。=、 _ =。=== .|.r‐、.! カードの前には…… しょせん無力……
l.` ‐-/ ゙ ー--‐ ' .|.!‐、}| 友情なんてできない…
l / __ , |lヽ,/|
i ゙ー____, |!ン .ト、 当然だよな……
. ヽ __ /ヽ | ヽ ここは戦国なんだから
_, ‐''7ヽ  ̄ / ヽ.| .|`'‐、._ 友情より未入手のカードだ…!
'"// ./ .\ / 〉 | | カードのコンプリートが
// / | lヽ./ /l | | 優先される……!
'/ / _,| ト、 ,イ│ │ |
佐久間信盛か…
本阿弥光悦で建てようかと思っていたのだが。950の意志を尊重して佐久間でいくか。
以降はsageでお願いたてまつる。
ではこれからゆっくり地下へ・・・
では950も過ぎたことなので、
>>857の予告通り「芝浜」イベントの実況を。
ネタばれなので、見たくない人は無視してね。
主人公「あいたたたた… 転んでしまったではないか! 誰だ、こんなところに変なものを置いたのは」
主人公「ん? これは…?」
主人公「か、金…財布だ! 誰かが落としたのかのう… これは拾いものじゃ!」
主人公「ええと… お、52貫も入っておるぞ!」「しめしめ、さっそく酒でも…」
酒場の女将「いらっしゃい!」
主人公「女将! 酒だ酒だ!酒を持ってこい!今日はたらふく飲むぞ!」
(中略・酒飲んで泥酔)
酒場の女将「はいよ! 奥さん! 旦那のお届けだ!」
奥さん「…まあ! すみません! ご迷惑かけて…」
主人公「う〜い…酒じゃあ むにゃむにゃ…」
酒場の女将「何でも、大金を拾ったとか何とか… そりゃあえらい飲みっぷりでね」
奥さん「本当にすみませんねえ…」
主人公「う〜い…」
(翌日)
主人公「うう…頭が痛い 吐きそうじゃ… うえええ…」
奥さん「お前さま、大丈夫でございますか…? 飲み過ぎは、体に毒ですよ」
主人公「うむ…その通りじゃ。ついつい、飲み過ぎてのう。思わぬ拾いもののおかげで…」
主人公「はっ!! そ、そうじゃ!! あの金は? 財布は…?」
主人公「な、ない!! 確かに、懐に入れておいたはずじゃ! どこへいった!?」
奥さん「お前さま、何を慌てているのです?」
主人公「わしが拾った52貫入った財布じゃ! どこへやった、あれを?」
奥さん「まあ、夢でも見ていたのではありませんか? そんなもの、あるわけないでしょう…」
主人公「そ、そんな馬鹿な…! わしは、確かに拾ったはずだ まさか…あの酒場の女将が盗んだか?」
奥さん「お前さま! いい加減にしてください!!」
奥さん「なんです! 大の男が! 夢みたいなことばかり言って…」
奥さん「まじめに仕官して50貫くらい ご自分で稼いだらいかがです!?」
奥さん「わたくしは、もう情けなくて情けなくて…」
主人公「悪かった… 確かに、そなたの言うとおりじゃ。わしが間違っておった…」
主人公「わしは…家に金も入れず 飲み歩いて、そなたに迷惑ばかりかけておった…すまぬ」
奥さん「お前さま…」
主人公「そなたの言うとおり自分で稼ぐべき金じゃった…拾った財布など当てにしていた自分が恥ずかしい」
主人公「わしが悪かった。なに、50貫程度の金…わしが自分で稼いでそなたに楽な思いをさせてやろう…」
奥さん「お前さま…」
主人公「どうやら悪い夢を見ていたようじゃな… 性根をすえて、仕官の口でも探すかのう」
パート2(つづき)…数年後
奥さん「お前さま…ちょっとお話が」
主人公「ん? なんじゃ、改まって」
奥さん「実は、その…お財布のことなんです」
主人公「財布…?」
奥さん「いつか、お前さまが50貫入りの財布を拾ったと言っていたことがあったでしょう」
主人公「おお…あの夢の話。あの話がどうかしたか?」
奥さん「実は…夢ではなかったんです。ほら…」
主人公「な、なんじゃと!? い、いったい、どういうことじゃ!?」
奥さん「実は、あの晩… お前さまが、酔って帰ってきたとき、わたくしが、こっそり隠したのです…」
主人公「なんじゃと! はつ!!」
奥さん「…お前さまが大金を拾ったというので怖くなったのです…それでわたくしが、勝手に城の方へ届けました」
主人公「何ということを…」
奥さん「わたくしとて…お金は欲しゅうございました。けれど、大金を手に入れたらお前さまがお酒や遊びに使ってしまうんじゃないかと」
奥さん「それよりもわたくしは お前さまに一生懸命働いて、自分で稼いでいただきたくて…」
奥さん「それで、あえて隠したのです… あのままでは、お前さまがダメになってしまうと思ったのです」
主人公「…………」
奥さん「その後、お役所から『落とし主が現れぬゆえ、この財布はそのまま納めてもよい』と下げ渡されました…」
奥さん「お前さまも、あれから仕官もして家にお金を入れてくれるようになり…」
奥さん「あのとき拾った52貫以上のお金を稼いでくれました…」
奥さん「ですから、この財布はお前さまにお返しいたします… もう、これはお前さまのものです」
主人公「はつ…」
奥さん「今日まで嘘をついてきて、すみませんでした。お前さまの金を無断で隠したわたくしを離縁してください…」
主人公「何を言うのじゃ、はつ! わしの方こそ、そなたに感謝しなければ… 感謝してもしたりないくらいじゃ」
主人公「よく、金を隠してくれた… よく、夢だと嘘をついてくれた…」
主人公「確かにあのとき、わしは有頂天だった。あの金を使っていれば、まじめに働こうとは思わなかったじゃろう…」
奥さん「お前さま…」
主人公「わしは、よい妻を持った… そなたのおかげで、わしも目が覚めた… このとおりじゃ、礼を言う」
奥さん「お前さま…」
主人公「はつ…」
奥さん「では、改めてこのお財布はお前さまにお返しします…」
奥さん「それと…お酒も用意しました。今日はゆっくりと飲んでくださいな」
主人公「む、酒か…!」
奥さん「さ、さ、おひとつ…」
主人公「いや…」
奥さん「どうしました、お前さま?」
主人公「よしておこう… また、夢になるといかん…」
以上でした
963 :
なまえをいれてください:02/09/21 08:59
まもなくここは 乂1000取り合戦場乂 となります。
\∧_ヘ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
,,、,、,,, / \〇ノゝ∩ < 1000取り合戦、いくぞゴルァ!! ,,、,、,,,
/三√ ゚Д゚) / \____________ ,,、,、,,,
/三/| ゚U゚|\ ,,、,、,,, ,,、,、,,,
,,、,、,,, U (:::::::::::) ,,、,、,,, \オーーーーーーーッ!!/
//三/|三|\ ∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
∪ ∪ ( ) ( ) ( ) )
,,、,、,,, ,,、,、,,, ∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧
,,、,、,,, ( ) ( ) ( ) ( )
,,、,、,,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \∧_ヘ
,,、,、,,, やっぱや〜めたっと > / \〇ノゝ ,,、,、,,,
,,、,、,,, ________/ /三√ ゚д゚)
/三/| ゚U゚| \
\エーーーーーーーッ!?/ ,,、,、,,, U (:::::::::::)∪ ,,、,、,,,
∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧ //三/|三|\
( ) ( ) ( ) ) ∪ ∪
∧_∧∧_∧∧_∧ ∧_∧∧_∧∧_∧∧_∧,,、,、,,, ,,、,、,,,
( ) ( ) ( ) ( ) ,,、,、,,,
965 :
なまえをいれてください:02/09/21 09:00
はやまりすぎ
じゃ、控えめに。
ヽハ。‐ハ ∠ 1000トリガッセン、イクゾゴルァ!
/ニ「゚ロ゚)0 ,.,.,,.,
,, U'(‘’)、' ,..,., \ ォ---ッ!! / ,.,.,,.,.
,左j弐、 ., ,、_,、 ,、_,、 ,、_,、 ,、_,、 ,、_,、 ,、_,、
,. U U (,、_,、),、_,、(,、_,、),、_,、(,、_,、),、_,、) ゙'"''
,,.,, ''"' ( ) ( ) ( ) )
ワロタ
内蔵助の登場はまだか?
>>962 大儀であった!泣けるねぇ。
それにしても、そんなイベントまである事自体に驚く。
ようできとるわ…
よっしゃ!1000ゲト!!!!!!!!!!!
>>962 さんきゅ
細かいトコまで作りこんでるなぁ
しかし無双2といい、最近の光栄はイイ仕事してるね!
太閤・提督とか、次回作楽しみになったのは久々だ
>962
いいイベントですなあ
昔の文語体で書き込むとどうしても荒れてしまうので
頭丸めて反省し口語体で書き込みます。
昔麿調で書き込んでた今川氏真 ◆wv81D.XUさんも今はそうされていますし
皆様、平にご容赦を。
で今日は豊臣秀頼プレイの有用なポイントについて。
豊臣家にはあんまり使いでのある武将がいないのが困り物。
そんな時に役立つ?のが今回の方法。方法はいたって簡単、
陪臣を別の城主に与力に出して送還すると陪臣ではなく自分の家臣になる小技、ありますね。
陪臣の主人が城持ちならいったん家老に戻してから行うやつです。
これを関が原の合戦が始まる前に佐和山城の国主(!)の陪臣におこなってみましょう。
きちんと陪臣を取り上げたあとは元の国主の配置に戻しておくことを忘れずに。
そんなことしても取り上げた陪臣に関係なく結局関が原が開始してしまいます。
そして戦にいっていない人間が戦死するはずも無く
手元には島左近(&蒲生郷舎)が残る寸法ってな訳です。
寿命が短いのが難点ですが薬与えて延命させれば
真田親子と共に大阪の陣に対しての有力な戦力になります。
シビアなようですが左近はやっぱり”三成に過ぎたる者”ですし。(w
そんな無慈悲なことしたくないっていう人は
関が原が始まる前に立花家大名、立花宗茂との親密度をあげておきましょう。
関が原が東軍勝利に終わると史実では浪人した彼は何故か黒田家家老になっています。
でも黒田家に最初から忠誠があるわけじゃない彼は
月日がたち忠誠がたまる前に迅速に行動して勧誘したら引き抜くことも可能です。
ちなみにこれは秀頼に限らず東軍が勝利するイベントが起きるならどの武将でも実行可能です。
こちらの方が実用性高いかな? ココロが痛まずにすむし。(w
しっかし自分で書いてて本当に丸くなったなぁ…
頭丸めて御伽衆つとめた成政公の気持ちがちょっとわかる。(ニガワラ
そんな真剣に読んでるわけじゃないから、語り口調なんてどうでもいいと思うけどなあ。
975 :
なまえをいれてください:02/09/21 16:32
それでだ・・・・
「信長の野望ONLINE」はもろ太閤立志伝だったぞ。
まあ、侍やニンジャになって主家に仕えながら出世を目指すわけだ。
ただし、「姉」さんばかりに集中してへんなバランスにならないように。
ここんとこが心配だな。
976 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:04
信長オンラインってどうなんだろね?
太閤立志伝の世界観のオンラインゲームなら出来次第で
激しくやってみたいな
どこかの大名家に仕えて出世を目指すのもよし
山道で出会ったプレイヤーに辻斬りするもよし
商人になってプレイヤーに物を売るのもよしみたいな
977 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:11
>>976 足軽になって先頭切って突撃するのもアリですか?
死亡率99%
978 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:12
>>977 何でもアリがいいな
とにかく自由度が高いものならやりたいな
でもPKで殺伐としてくるのは「太閤」にふさわしいのか、どうか。
980 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:15
>>979 スタートしたとたんに辻斬りとかありそうだな
981 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:16
スタキラマンセー!
982 :
なまえをいれてください:02/09/21 18:17
PKなしだとNPC相手に辻斬りって
ネットゲーで何か虚しいな
つーか、sageろ
マターリ、マターリ。
女将「いらっしゃい 今日はお酒ですか? 賭博ですか?」
頼綱「ううむ、どちらにしようかのう」
氏真「殿! ちとお遊びが過ぎませぬか!?」
頼綱「おお なんだ、氏真ではないか おぬしも一杯どうじゃ?」
氏真「情けなや… 城の軍資金を上回る金を自由に使い 放蕩三昧…」
氏真「それがしはほとほと愛想がつき申した」
頼綱「何を突然言い出すのじゃ ここは酒と賭博を愉しむ場所ぞ さ、飲め飲め!」
氏真「お黙りくだされ!」
氏真「殿は 今松倉がどのような状況か おわかりくださらぬのですか!?」
頼綱「何のことじゃ」
氏真「民草の声を聞きなされ 殿を恨む声が満ちあふれておりまする」
頼綱「まさかそのような…」
氏真「政を見ないばかりか、自らの鍛錬もされず このような酒場でうつつを抜かされ」
頼綱「…………」
氏真「殿、どうか善政を敷いて 民を、我らを安心させてくだされ」
頼綱「…………」
・心を入れ替えて善政に努める
頼綱「わかった、もうそなたたちに心配はかけぬ」
氏真「殿…!」
頼綱「今後は心を入れ替えて善政に励もう」
氏真「ようございました… 決死の諌言のかいがありました」
氏真「それでは、これにて失礼いたす」
女将「お客さん… あんまり心配かけちゃいけないよ」
頼綱「うむ…」
・無視する
頼綱「ふん おぬしの知ったことではない」
氏真「殿! これだけ申してもまだ…!」
頼綱「これしきの遊び事 大名なれば誰でもやっておるわ ほれ、おぬしもつきあわんか」
氏真「殿、酔っておられますな」
頼綱「酔ってなどおらん おぬしのほうこそ 今日はちとおかしいぞ」
氏真「ああ! 主君を間違えたり! かような暗君に もはや仕えておられようか!」
頼綱「黙れ! 主に対してのそのような無礼な口の聞きよう そこに直れ! 手討ちにしてくれる!」
女将「ちょっ、ちょっとお客さん! 店の中での喧嘩は困るよ!」
氏真「もとより死は覚悟の上!」
頼綱「なにっ!」
氏真「それがしも武士なれば 主君の刃にかかって死ぬより 潔く切腹して果てもうすーっ!」
頼綱「ま、待て! はやまるな!」
氏真「御免っ!」
グサッ!
頼綱「氏真っ!」
女将「キャーーーーッ! だ、誰かーっ!」
氏真「ううっ 殿…」
ガクッ!
頼綱「氏真っ! まだ息はある! 女将っ! すぐ医者を呼べっ!」
女将「は、はいっ!」
頼綱「氏真め… 体を張って主君に諌言するとは…」
頼綱「どうやら傷はそれほど深くなさそうじゃ しばらく治療すれば何とかなりそうじゃの」
頼綱「少しは酒も控えねばのう…」
四ヵ月後
女将「いらっしゃい あ… お客さん、懲りないねえ」
頼綱「さあて、今日は酒にするか それとも賭博か…」
氏真「殿!」
頼綱「お、氏真か」
氏真「死を賭したそれがしの諌言 まったく無意味だったようでございますな」
頼綱「…………」
女将「いやだよ、また喧嘩は、やるならよそでやっておくれ!」
氏真「心配いたすな、女将 この度は喧嘩にならん」
頼綱「??」
氏真「殿、我ら家臣一同 もはや殿についていけぬと判断いたした」
頼綱「なんじゃと!?」
氏真「殿には蟄居(ちっきょ)していただく」
頼綱「謹慎せよと申すか!」
氏真「そのとおり! 本日より姉小路家は この氏真が継ぐ!」
頼綱「なんじゃと! そのようなことは許さぬ!」
氏真「許すも許さぬも もはや主従ではございませぬ それっ、殿をお連れせよっ!」
頼綱「あっ、これ! 何をするかっ!」
姉小路頼綱は、こうして松倉城下の屋敷に幽閉された
ゲームを続ける
姉小路頼綱は幽閉された屋敷より門番の目を盗んで秘かに脱出した
頼綱「幽閉なんかされてたまるか!」
頼綱「しかし、もう城には帰れんな… 浪人として生きていくほかあるまい…」
姉小路頼綱は浪人になりました
ゲームを終わる
その後、氏真が継承した今川家は着々と勢力を伸ばした
その一方で……
姉小路頼綱は捨て扶持をあてがわれ長く幽閉されることとなった
しかし、その顔には野心を捨て去った者のすがすがしさがあった…
芝浜も、大名放逐も
良いイベントでございますなぁ…
イベント良いな
ところで信長オンラインは是非GCでも出してほしい
余は戦は好まぬ・・
天下より風雅に生きん。
(覇王伝より桶狭間後の氏真のセリフ)
奥山に紅葉ふみわけなく鹿の
声聞く時ぞ秋は悲しき
好評につき、再録。
<大内家滅亡>
大内義長 「うう・・・わしが何をしたというのじゃ なぜ毛利元就は、わしを敵視するのじゃ」
備大将 「殿・・・・・・」
大内義長 「思えば・・・わしの人生とは何だったのか 陶晴賢が、大内義隆殿を殺した後 大友家から、わしを迎えて養子に据え・・・」
「西国一と言われた大内の当主となっても わしには、何の自由もなかった・・・ すべて晴賢が実権を握っていた・・・」
「わしは、何のために九州から養子に参ったのじゃ? 操り人形になるためか?」
備大将 「・・・・・・・・・・・・・・」
大内義長 「その陶晴賢が死んだ後 今度は、毛利が攻めてきた わしは毛利に何もしておらぬのに・・・」
「元就は、わしに何の恨みがあるのじゃ!」
備大将 「殿・・・仕方ありませぬ それが戦国の世のならい・・・ 大名家を継いだ者の定めにございまする・・・」
「かつて栄華を誇った家といえども 力を失えば、新たな力に後を譲らねばなりませぬ・・・」
大内義長 「ならば、わしは新たな時代には不要な人間というわけか・・・」
備大将 「殿・・・・・・」
大内義長 「それならば、もうこの世に未練はない 最期だけはせめて武士らしく切腹して果てよう・・・」
備大将 「殿・・・! それがしもお供つかまつります!」
大内義長 「おぬしは介錯をいたせ・・・ よいな」
備大将 「・・・はっ!」
大内義長 『 誘ふとて なにか恨みん 時来ては
嵐のほかに 花もこそ散れ 』 ・・・
ズバッ
備大将 「殿ーっ!」
大友義鑑の子として生まれ その後、大内義隆の養子となり・・・
戦国の世に翻弄された大内義長は その、はかない人生を終えた 享年、24・・・
<関ヶ原直前>
徳川家康「元忠、すまぬ その方にしか、頼めぬ仕事じゃ…」
鳥居元忠「ははは…何を仰せられます 城主に任命していただいただけで それがしは、果報者にございます」
徳川家康「だが、この城は 当家にとっては孤立した城…」
徳川家康「もし、石田三成が 当家に対して挙兵すれば この城はひとたまりもない…」
鳥居元忠「だからこそ それがしが、すすんで城主を 引き受けたのでござる」
鳥居元忠「殿、江戸へは一兵でも多くお連れください。この城は、最低限の人数で守りまする」
徳川家康「元忠…」
鳥居元忠「それがしが、殿にできる最後のご奉公にござる…」
徳川家康「思えば、その方とはずいぶん長い間、苦労をともにしてきたものじゃのう…」
鳥居元忠「殿…」
徳川家康「わしがまだ、今川義元殿の人質だった頃、すでにその方はわしを助けてくれていた…」
徳川家康「わしは、そなたを兄とも思うて頼りにしておったぞ…」
鳥居元忠「もったいないお言葉… 元忠、終生忘れませぬ」
徳川家康「そなたほどの忠義者を… 家臣に持ててわしは幸せであった…」
鳥居元忠「殿…ご武運をお祈りします 必ず、徳川の天下を お作りくだされ…」
徳川家康「元忠、死に急ぐなよ! どうしてもかなわぬとなれば 城を捨てて逃げよ…」
鳥居元忠「いいえ… 主君を守って死ぬことこそ 三河武士の誇りにござる」
徳川家康「元忠…」
鳥居元忠「それでは、殿 おさらばでござる…」
<三方原の敗戦>
備大将「殿っ! とりあえず退却をっ!」
徳川家康「馬鹿を申せ! 家臣たちが必死で戦っておるのに わし一人逃げられるか!」
備大将「何を仰せられます! 殿が討死されたら、徳川家は どうなるとお思いか!」
徳川家康「ええい、黙れ! 信玄の首、取ってくれる! このまま退いてたまるか!」
備大将「聞き分けのない大将だ! その軍配をお貸しなされ!」
徳川家康「あっ! わしの馬に何をするか! 無礼者!」
バシッ
ヒヒーンッ
徳川家康「何をするかー! ええい、馬が言うことを聞かぬ! これっ! 勝手に走るでないーっ!」
備大将「…これで無事 退却なされるはずじゃ。 …よしっ!」
備大将「やあやあ、我こそは徳川家康なり! 大将首が欲しくば参れっ!」
山県昌景「なにっ? 徳川家康じゃと! 討ち取れば大手柄じゃ!」
山県昌景「それっ!」
ズバッ
備大将「うぎゃーっ」
山県昌景「なんじゃ…これは家康ではないぞ! だまされた!」
備大将「殿…ご無事で ううっ…」
徳川家康「…わしを逃がすために 皆、すまぬ…」
<北の庄攻め・敗戦>
お市「前の夫・浅井長政はわたくしが一緒に死ぬことをお許しくださいませんでした…」
お市「市は、再び夫と死に別れる悲しみに耐えられませぬ…」
お市「どうか……わたくしもお供させてくださいませ」
柴田勝家「お市…!」
お市「短い間でしたが…市は幸せでございました」
柴田勝家「市……すまぬ!」
お市「お前さま!」
柴田勝家・お市夫妻は、部下とともに紅蓮の炎に包まれる北ノ庄城の中で自害して果てた…
その炎を城外から見つめる羽柴秀吉の目には勝者のおごりはなく……
生涯の好敵手と、あこがれの美女を失った悲しみの涙があるのみだった…
<朝倉義景の最期>
景鏡「殿! ここでございましたか」
義景「おお!景鏡か! よく無事でいてくれた」
「景鏡! この屈辱を忘れるでないぞ!」
「今日の恥を耐え忍び いつの日か2人で織田の奴らに復讐してやろうぞ!」
景鏡「・・・・・・・・・・・・・」
義景「さて、追っ手の来ぬうちにここから離れなくては」
「景鏡、肩を貸してくれ 足をやられて思うように動けぬわ」
ズバッ!
義景「景鏡! なっ、何を!」
景鏡「殿! もはや朝倉家はおしまいでござる」
「私は織田に降伏します それで朝倉家の血筋は守れましょう」
義景「おのれ!景鏡! 裏切ったか!?」
景鏡「お命頂戴いたします!」
ズバッ!
義景「うぐっ!」
ドサッ!
景鏡「お許しくだされ・・・」
「一乗谷を落とされた以上 もはや再起は望めません」
「私は生きて朝倉家の名を残します」
義景「ハアハア・・・ わしを・・・斬ったところで・・・何の・・・解決にも・・・ならぬぞ」
「わしの首を・・・持っていった・・・ところで・・・ 信長は・・・許すまい・・・」
景鏡「・・・・・・・・・・・・・」
義景「うっ・・・・」
<石田三成の最期>
城の門番「何か、最後に望みはござらぬか?」
石田三成「されば、のどが渇いたゆえ 白湯を所望いたす」
城の門番「…あいにくじゃが、今は白湯はない しかし、柿ならあるぞ これを食せば、のどの渇きも癒されよう」
石田三成「いや、柿は腹に悪い… 遠慮いたす」
城の門番「…これから死に行く身で 腹の心配をしなくてもよろしかろう…」
石田三成「いや、武人たるもの 死の間際とて、つねに身体に気をつけ 美しゅう死にたい…」
城の門番「左様か…」
石田三成「…太閤殿下 佐吉は、まもなくお側に参りますぞ…!」
ズバッ!
関ヶ原西軍の首謀者・石田三成は 京・六条河原で処刑され その首はさらし者となった…」
豊臣家大事をひたすら念じて 死んだ武将・石田三成 享年は41だったという…」
1001 :
1001:
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。