≡ WILD ARMS Advanced 3rd ≡ Vol.14

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「じゃあ、僕達は買い出しに行ってきますね」
クレイボーンの村の宿屋で、クライヴとギャロウズがアイテムと食料の調達に出かけようとしていた。
「ジェットォ…二人っきりだからって、妙な真似するんじゃねーぜ(ニヤ」
「な…!俺がそんな真似するわけねーだろっ!」
いつものギャロウズの冗談にジェットが顔を赤くして怒った。
「ハハハ!冗談だよ!オメーがそんなことするわけねーな……じゃあ行ってくるぜ」
「もうっ!…ギャロウズったら!さっさと行ってきなさ〜〜い!」
バタン…
クライヴとギャロウズが買い出しに行ったので、宿屋の中には女主人とジェット、ヴァージニアの
3人しかいなかった。
他に泊まり客もいないので、貸しきり状態だとヴァージニアははしゃいでいた。
ハァ…部屋いって寝てよ)
さっきまで4人で占領していた1区画の椅子から立ち、ジェットは2階へと向かった。
ジェットはヴァージニアが苦手だった。
厳しい荒野の中で、正義を振りかざすヴァージニアの考えははっきりいって甘かった。
荒野の中を生き抜いてきたジェットには、ヴァージニアの考え方が鬱陶しく思えたのだ。
「ちょっと、どこ行くのよ!」
2階に上がっていくジェットを見て、ヴァージニアが追っかけてきた。
(チ…うぜぇな…)
しかめっ面になり、明らかに不満顔をしてジェットは言った。
「うるせぇな…部屋で寝るんだよ」
だが、返ってきた答えは予想を遥かに上回るものだった。
「そう……だったら私も一緒に寝るわ!」
女主人が窓ガラスに頭から突っ込んだ。
ジェットは階段から転げおち、そのまま階段のわきにあった樽に突っ込む。
「あ…痛そう」
女主人が頭からピューと血を吹いている。
「ざ、ざざざけたことぬかしてんじゃねぇ!」
ジェットは耳まで真っ赤になり、樽からぬけヴァージニアを突き飛ばして2階へかけあがった。
「プ…か、可愛い〜♪」
ケラケラとヴァージニアは笑い、また何か思いついたのか忍び足でジェットの後を追った。

(チ…アバズレ女め!)
ジェットはブスっとむくれ、ドサッとベッドに身を投げ出した。
そのまま目を閉じ、静かに寝息を立てて眠った。
(フフ…寝てる寝てる)
ジェットが眠ったのを確認して、ヴァージニアは室内に侵入した。
ベッドのシーツをめくり、なんとなくジェットの寝顔を見た。
「ウッ!…か、可愛い…」
スー…スー…と中学生のような寝息を立ててジェットは静かに寝ていた。
静かに寝ていれば、ジェットは美少年といえた。
しばらくジェットの寝顔に魅入っていたヴァージニアは、見ているうちに心臓の鼓動が
早くなっているのを感じた。
(だめ…手が…)
手がジェットの股間へと伸びた。
(いけない!ダメよ!ジェットは・・・私のこと煙たがってるわ…)
ビクッと手を止め、行為を中止した。
(うーーーーーん………これはもう是非ともヤリたし、ヤリたし)
既にケモノと化したヴァージニアはしばらく考え込み、何かを思いついて1階へ降りていった。
「う…ん」
一時間ほど眠って、ジェットは息苦しさを感じて目を覚ました。
(まだ眠い…)
心地よいまどろみの中、ジェットは再び眠りにつこうと目を閉じた。
「ジェット…起きて」
「うわぁっ!」
小声でヴァージニアがジェットに催促する。
「おはよ…ジェット」
「お、お前!な、なななんでここに!!」
ジェットはもう何が何だかわからなくなって、取り乱していた。
しかもヴァージニアは裸だった。
(う…うぉぉ……お!?)
18という年相応の膨らんだ乳房に、くびれた腰、ムチリとしたふともも。
そして極めつけに、ヴァージニアは瞳を潤わしてジェットをジーっと見つめた。
ゴクン…
つばを飲みこんだ音が部屋中に響き渡り、それを聞いたヴァージニアがニヤりと笑った。
「きゃぁぁぁあぁぁあ!!!やめてぇぇぇジェットォ!!」
「……!!?」
突然悲鳴をあげるヴァージニアに、ジェットはクエスチョンマークが頭にあふれた。
「だめぇぇぇぇぇ!!!そんなとこ舐めないでぇぇえええ!!!」
そう言いつつヴァージニアはジェットに覆い被さり、無理やり唇を奪った。
「ん…んん…ん!!!」
「ん…………は…ぁっ……」
ヴァージニアが口を離す。
ジェットは目がトロンとなって、ヴァージニアを見ていた。
「キャ〜♪ジェットそんなモノださないでー♪」
ヴァージニアはジェットのズボンのチャックを下ろし、ペニスを取り出して口に含んだ。
「うっ!…あ…な、なにすん…だ!?」
我に返ってヴァージニアの頭をつかみ、グっと押しやろうとする。
だが…
「……!?………う、腕に…力がはいらん…」
「フフフ…コレよ」
ヴァージニアが小声でジェットに小さな薬瓶を見せた。
「これはね…一種の脱力剤。クライヴに作り方を教えてもらったんだ」
なんでクライヴがそんなこと知ってんだ…ジェットはそんな思いでかられつつ、
ヴァージニアにペニスを舐められつつベッドに押し付けられた。
「さぁジェット…あんただけ気持ち良くなろうったってそうはいかないわよ」
69の体制になり、ヴァージニアはジェットの顔に自分の股間を押し付けた。
「ぶ…!」
「あん!」
突然目の前に女性器が飛び出してきて、驚いたジェットが顔をのけぞらした。
それがかえってマンコに刺激を与え、ヴァージニアは恍惚とした表情になる。
グイグイ…
ヴァージニアが股間をおしつけてくる。
ジェットがうめき声をあげるたびに震動となり、それはヴァージニアにも快感を与えた。
「もういいわね…」
マンコから充分の愛液がでてることを確認したヴァージニアはそれを指ですくい、なめた。
「だめぇ〜〜!!ジェットォ〜♪それだけはぇやめてぇぇぇぇぇ!!」
言いつつ、ヴァージニアはジェットの前で足をだらしなく大きく開き、
マンコを指で広げた。うすピンク色の奥が見えた時、ジェットは理性を失った。
どさっとヴァージニアの上に覆い被さり、正常位でマンコに先端をあてがう。
そのまま息を荒くし、腰を進めた。
「あぁぁあぁぁあ!!!痛い痛い痛い〜!!」
ヴァージニアが苦痛に顔を歪め、それでもジェットの背中に足を絡め逃がさないようにした。
「う…ぁああ…」
ヴァージニアの膣内に全部収まりきったのを確認すると、ジェットは息を吐きながら腰を振った。
「あああああああ……ジェットに犯されてる…犯されるよぉ…!」
結合部からは血と愛液が滲みでて、滑りをよくした。
ズブッ…ズブッ…
腰を突き出し、経験の乏しいジェットは限界が近いことを感じ取る。
「ク…で、出る」
「だめぇ〜〜!!膣(なか)は、膣(なか)はやめてぇ〜〜!!」
そういいつつもジェットの背中に絡めている足に力を入れるヴァージニア。
突かれる度に足がビクンビクンと悶える。
「て…てめぇさっきから…言ってることとヤッてることがアベコベじゃねぇか…」
フィニッシュが近づき、ジェットは呼吸困難になりそうな息でヴァージニアを突きたてる。
「ああああああ〜〜〜!!ダメぇ〜〜〜!!!」
「う……ぁあああ!!!」
子宮の奥まで一気につきたて、最深部でジェットは精を放った!
ドピュドピュドピュピュ!!!!!!!!!
「あ……ああ…」
ドピュピュピュピュ!!!!!!…ピュ…!
射精が終わり、マンコからダラリとペニスが抜かれた。
ジワ…と赤い血にまじって精液と愛液がこぼれる。
そのままジェットは後ろに倒れ、深い眠りに落ちた。
「ただいま帰りましたー…ウッ!」
「どうしたクライヴ……ぎゃああああああああああ!!!!!!!」
買い出しから返ってきた二人が見たものは…
一つのベッドに裸で眠っている二人の姿であった。
しかもシーツには、赤い血が点々とついていた。
ギャロウズとクライヴの二人は目が点になっていた。
「ま、まさか本当にヤルなんて…冗談だったのに…」
「………ん…?なんですか…あの蓄音機は?」
机の上に古い蓄音機が置いてあった。
クライヴは何気に再生ボタンを押してみた。
『きゃぁぁぁあぁぁあ!!!やめてぇぇぇジェットォ!!』
「「!?」」
『だめぇぇぇぇぇ!!!そんなとこ舐めないでぇぇえええ!!!』
クライヴがベッドで眠るジェットを見やる。
スッキリしたような顔で眠っていた。
「そうか……このアホがリーダーを…」
ギャロウズが指を鳴らし、ジェットに手を向けた。
「顔洗って出直してこいっ!!!プレッシャァーーーーーっ!!!」
ジェットの回りに大量の水が現れ、そのまま窓を突き破り宿屋の外へ運び出した。
「ぶっ…!!な、なんだ!!!」
そのまま水はジェットを運び、すっぱだかのまま宿屋の外をかけぬけどこかへ消えた。
「あ…おかえり…」
今の騒動で目が覚めたヴァージニアはあくびをして、二人に手を振った。
「リーダー!大丈夫か!?いたい所はねぇか!?」
ギャロウズが駆け寄ってくる。
「え?…ああ、大丈夫よ。……ってちょっと!見ないでよ!!」
横にあった花瓶でヴァージニアはギャロウズを殴りつけた。
「ぐふっ!…お、おれはリーダーのことを心配して……」
そのままギャロウズは床に倒れこんだ。
「………リーダー。本当に大丈夫ですか?ジェットに襲われたんじゃ…?」
クライヴが裸をみないように視線コントロールをしつつヴァージニアに尋ねる。
「ええ……最初は怖かったんだけど……途中から愛の混じった行為になったわ!」
「…え?…それじゃ…」
「そ♪私たちはそういう仲になったわけ(ニャ」
フーム…と唸るクライヴの前で、ヴァージニアはぐふふと笑った。


――――――――――終了――――――――――