傷害:ドリフト走行選手ら容疑で逮捕 イベントでトラブル−−宇都宮東署 /栃木
知人男性を殴るなどして重傷を負わせたとして、宇都宮東署は8日、宇都宮市叶谷町、会社役員、福田浩司容疑者(40)とさいたま市西区水判土(みずはた)、会社役員、宮本光一容疑者(42)を傷害容疑で逮捕したと発表した。
福田容疑者はドリフト走行の技術を競う国内トップクラスの大会「D1グランプリ」の選手。同グランプリの運営会社によると、03年の年間ランキング10位が最高位という。
容疑は8月18日午後10時ごろ、宇都宮市高松町の「日光サーキット」で、日光市の自動車販売業の男性(当時33歳)の顔などを殴り、ほお骨を折るなど約1カ月のけがをさせたとしている。
同署や同サーキットによると、福田容疑者は当時、場内であった学生向けドリフトイベントに参加。男性は会場運営の係員で2人は知り合いだったという。
イベント終了後の打ち上げで、福田容疑者が男性に「運転がへただ」と言ったことから口論。男性が福田容疑者につかみかかったところで宮本容疑者が男性を殴り、その後2人がかりで殴るけるなどしたという。
男性は同19日に被害を届け出た。福田容疑者は容疑を認めているが、宮本容疑者は「けってはいない」と一部否認しているという。【中津成美】
http://mainichi.jp/area/tochigi/news/20111109ddlk09040146000c.html