【右往】2011 F1マシン分析スレpart2【左往】

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286音速の名無しさん
http://scarbsf1.wordpress.com/2011/03/11/hrt-f111-launch-analysis/
F-111
テクニカルディレクターのジェフウィリスや元ホンダのポールホワイトなどがF110を改良し
今年のレギュレーションに合わせたものである。F1スペシャリストたちが下請け製造し
ドイツのグレーディンクのコリンのワークショップで組み立てらてた。F110からそのままなのは
前半分のモノコックだけというが、外見上は旧車のシェープに新しい細部という感じである。
ノーズは新しそうだが、ストレーキ、カメラポッド、改良ウィングステーが全体のシェイプを隠しているだけで、
ノーズコーン形状は去年と同様に見える。
フロントウィングは完全に新しく、メインプレートは大きく、フラップはシンプルになった。上のカスケードも新しく
エンドプレートなどはBGP 001のようである。長年ホンダデザイナーだったポールホワイトの影響かもしれない。
モノコック形状とロールフープ、フロントサスペンションは見た目上2010カーと見分けることができない
フロントブレーキダクトも去年同様。サイドポッドのバージボードはノコギリ状から高さのあるものになった。
サイドポッドは大体新しくはあるが、クラッシュストラクチャーの位置はF110と概ね同じ位置にあることで、インレットもF110に似ている。
287音速の名無しさん:2011/03/12(土) 16:03:22.73 ID:U0FO8sWHP
>>286
しかしアンダーカットはよりはっきりとしコークボトルはより低くなり、エキゾーストパイプの出口になっている。
HRTは去年はペリスコープタイプのエキゾーストで通しておりブロウンディフューザーは開発しなかった。
サイドポッドのスリム化によりレッドブルのようなギアボックス上にアウトレットの膨らみを設けることが可能になったほか、エンジンカバー上の退化したシャークフィンも目立たせている。
新リアウイングは新型エンドプレートとセンターステーをもつ。
リアクラッシュストラクチャーはウィリアムズの2010年ギアボックスや新ステー、シングルディフューザー化に対応するよう再設計された。
ディフュザーの詳細はわからないがエギゾーストはシンプルなブローオーバータイプで驚きはないようだ。
ウィリアムズのギアボックスを使うがギアケースは2010年のもの。よって同一のサスペンションジオメトリー、プッシュロッドスプリング、
ダンパーアクチュエーションをもつ必要があり、HRTはサスペンションリンケージやおそらくアップライトを変更する必要があったはず。先進的なアルミニウムケーシングの
ため、Xtracより軽量の可能性が高く
HRTは去年特に油圧系統の信頼性に苦労したことはないため、一層の信頼性向上につながるだろう。
コスワースエンジンはKERSを積んでないヴァージンとは少し異なりKERS対応の改良がされている。
ePRヘッドラインでは車はオールニューでありふれたホイールナットなど一部だけが同じとされているのに驚く。
大抵のチームが旧車から多数のコンポーネンツを再利用している。パーツリストをみるとものによっては10年以上前のも遡るものもある。
288音速の名無しさん:2011/03/12(土) 16:55:31.78 ID:GMgNkCcb0
>>287
HRTの新車は、ジェフ・ウィリスのF1マシンはパーツの塊ではなく
全体のバランスだ、という考えが反映されてますね。
だからほとんどがニューパーツになってる。

HRT中の人情報
http://cgi42.plala.or.jp/lasaf1ww/kei.cgi