昼休みズレた
>>277 及第点
>>278 それは単に2stと4stとで排気量換算が成されていないというだけの事。
但しミラーサイクルが吸気遅閉じな様に2stは吸排気とも早閉じ遅閉じなので当然その分を
配慮する必要も有ります。一方、配慮する必要が殆ど無いレシプロ4stと
ロータリー4st(の特にオーバーラップを無くせるMSP)の場合は比較的簡単に換算できます。
工学書にも『4stレシプロ換算排気量』と云う節がある程です。
壱、ヴァンケル型ロータリー式排気量表示は単室排気量(1ローターごと単室)であり、
ヴァンケル型ロータリーはtripleacting(三室複動式)である事(換算時×3要素)。
参、レシプロの単位回転周期が2回転である事に対してヴァンケル型ロータリーの単位回転周期は
3回転という事で3/2倍長サイクルである事(換算時÷3/2要素)。
4st換算排気量
=排気量÷4st換算周期比
=単室排気量×作動室数÷周期換算
=単位排気量×3÷3/2
=単位排気量×3×2/3
=単位排気量×2
よってヴァンケル型ロータリーの4stレシプロ換算排気量は
ヴァンケル型ロータリー式排気量表示から2倍となります。
税法上倍数と違うが税法上倍数は歴史のお話。