【IRL】インディカーこそ見ておけよ 21【Indy】

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725音速の名無しさん
で、結果論だが、
#27は(13:26:30)の時点で十分に燃料を入れることができれば
#18や#11にポジションを譲ったかもしれないが、
1周遅れの10位争いができるところまでポジションアップできたところだった。

160周目にコーションが出た時点で、
#27のピットはピットクローズ後のピットインを思い込み、
その時点で直ちにフルサービスをあきらめて、
ピットクローズでも許されている2秒のみのスプラッシュをすることに
予定を変更し、ピットクルーに指示を出してしまっっていた。

しかし、レースコントロールの正式判断(フルサービスできるかどうか)が出たのが、
#27がピットボックスに停止する3秒前だったので、
たまたま、レースコントロール無線を聞いていたと思われる、
右前輪担当のピットクルーは機転を利かせたが全ピットクルーに意思伝達ができなかった。
そのために給油担当はわずか4秒で給油をやめてしまった。
どのみち、ピットボックスには約20秒も停止していたので、必要量を給油する時間は十分にあった。

通常は、#27の作戦参謀はキム・グリーンが勤めているが、今回は不在。
エンジニアのレイ・ガスリンがグリーンに替わって作戦参謀を務めていたのも不運だった。

ということで、あのピットでの混乱が無ければ
#27は22番グリッドからのスタートながら、トップ10フィニッシュも見えてたという
実にエキサイティングなレースだった。
予選でのクラッシュで160Gオーバーの衝撃を受けながらも、
あの追い上げでTOP10フィニッシュが見えていたのは凄いと言うほか無い。
その事実を現場でどれだけの人が知ることができていたかわからないが、
少なくとも現場では一瞬鳥肌が立つ重いがした。