鈴宮ｱｸﾞﾘの憂鬱

母キョン「左ｷｮﾝを解雇したら死刑だからね！」
琢磨「アグリさん閉鎖空間が発生してます」
アグリ「しょうがない・・またテストに使ってやるか・・
鬱だ・・」

なんという２ゲット
　　 ／￣＼
　　|　＾o＾　|
　　 ＼＿／

>>1
きめえんだよ
さっさと氏ねよ糞が

ワロタ

とりあえずガ板にノミネートしてきたｗ

>>3が脳みそぶちまけて死んだ。
>>5ガ板ってなんだ？

ｷﾞｴﾄﾞ・ｶﾞﾙﾃﾞ「みなさんお元気で〜」
母キョン「こんな時にいきなり転校するなんて絶対何かあるわ！」

>>6
ガイドライン板

ｗｗ

お金はいつも父近の病院
あー金だろうあなたを選んだアグリです
もー壊すな！FIAから逃げられたのに

age

ｳｪｱﾛﾀ

お前らキモオタデブニートなんだろ？ｗ


きめええええええええ

おまえもなｗｗ

山本でしょでしょ
シートが金で買える世界で
金があるから調子乗るのよ
アホなだけじゃない
一生消えてください
どこまでも勝手な左近は失せてね
去年解雇された井出の方が不憫

わざと「鈴宮」としたところに>>1のセンスを感じる。

つか、このスレタイってどっかのスレで見た記憶があるんだが…
何だっけ？

age

ちゅるやさんかわいい

SAF団

S　鈴木
A　亜久里を
F　ファックする団

SOS団

S　左近よりも母近を
O 大いに盛り上げるための
S　鈴木アグリの団

つまんね

>>22死ね

悲しいかな、つまらん

何がいけないんだ？

「ただのF1チームには興味ありません。この中に日本人、ホンダ系ドライバー、ネタドライバー、井出がいたら、オレのところに来い。以上」

ｗｗ

またハルヒ厨か┐(´д｀)┌

キルゾーンに踏み込んでるわよ

久しぶりだな、少佐

相変わらずね、バトー

孤独に歩め…悪をなさず　求めるところは少なく…林の中の象のように

なんで攻殻スレになってんの？ｗ

「我々の間にピット戦略などという都合の良い言い訳は存在せん。
あるとすればオーバーテイクから生じる勝利だけだ。」

どうやらここからは独自の判断で動いていくしかなさそうだな。
観客とバーニー、ＦＩＡとモズレー、アロンソやライコネン、そして俺達。最も優秀なスタンドプレーを
演じられた者が、このチャンピオンシップの勝敗を左右しそうだな。

保守

タクモトコ｢私とバトーンはRAに乗り込んでレースを展開、
トグサコンは私達をバックアップしろ。｣
バトーン｢それが君のオシゴト。｣
トグサコン｢追突されて泣くなぁ？｣

　　　　　　　　　__,,／　　_, ----｀ヽ　　：.
　　　　　：. 　／　_　　　　　___　　　､＼
　　　　　　 / ／　　　i　　　 　 ＼ 　 ＼＼　：.
　　 　 ：.　,'./ 　 　 　 i　　ヽ:.　 　ヽ:.:..　ヽ.ヽ
　　　　　 ,'/　　　 / .ハ ヽ　ヽ:.:.:.:.　ヽ::..　ヽヽ　：.
　 　 　：. |i .i　i　 .i /　 ヽ ﾄ ､ ＼､:.:.:. ',:.',:.:.lヽ}
　 　 　 　|i .i　l 　:Ｎ＿, -弋　＼弌弋ナ:}:.:}
　　　　：. |i∧ ',　:{　,ｨjモﾄ　＼　 ｲjミﾄｲｲＶ　：.　　な…
　　 　 　 .|　 :ﾒヽ.', `ozＺ} 　 　　 izN｡ﾊ::{　　　　　なんなんですか？
　 　 　 ：. |　 :ヾ_! ゝ　"ﾞﾞ　　　 ' 　｀ﾞ ハ.:',　：.　　　ここ、どこですか？
　　　　　　|　 :.:_ｲ .:.ヽ. 　　(二ﾌ　, ｲ :.:.:!:.ヽ　　　　　なんであたし
　　　：.　 / rｨｲ |　:.:.ヽ: ＞r／｀＜ノ .:.::.}ヽ､＼：.　　　貼られたんですか？
　　　 　 / ∧l;l　!　:.:.:.:/／{二￣ .} ..:..::ﾘ//ハ.:＼
　：.　 ／　.{. ',ヾ､ヽi .:.:.{ ／(^｀　　|.:.:.:./／: : :.}: . ヽ.：.
　　 /　/　 ） ヽ ヾ､ヽ:.ﾊ　ﾔ{　　 ∧／.-‐'": : |:.:.　i ',
　 ./ .,ｲ　.:..}　: :＼ヾレ'ﾊ　∧__ノﾉﾊヾ､　 : : : l:.:.: .ﾊ ',
　 { /｜ .:.:ﾊ　: : :i Ｙ {ヾ｀Ｙヽﾆン'ノ}: : } : : : :/:.:.:/　}:.}
　 Ｖ　| .:.:/:.:|_,ｨ'￣　 ヽ三{　｀ー-ノ : ｲ : : :/:.:i.:{　　リ
　　　 ヽ:.:{､.:.Ｖ　　　　 : : ﾍ　　　　 : : {: : :/:.::∧|
　　　　 ヽ! ）人　　　　: : :人　 　 　 : : : / ＼!　：.
　　　　　　"　 ヽ　: : : : :/イ{　　　　　:.ノ: : : :.＼　：.
　　　　　　　：.　 ＼__／//: :＼______／: : : : : : : ヽ
　　　　　　　　　　　/　//: : :|;|: : : : : : i: : : __: : : : ',
　　　　 　 ：. 　 　 / ､ {;{　　 |;|　　　. : i／. : : : : : :|
　　　　　　　 　 ／　｀Ｙ;{. . . .|;|. : : : ／i: : : : : : : : :l

タチコマ＝ＳＡ０５自我が発生し始めたタチコマ＝ＳＡ０６

あげ

誰かと電話で話すガルデ

ガ『今回は色々とありがとうございます。
…ええ、加入の件については後ほど。』

コンコン、ガチャ

アグマキ課長｢今回のテストではあまり走れなかったようだが、元気そうで何よりだ。｣
ガ｢何の用です。色々と忙しいんですが。｣
ア｢テストに協力した我がクルーにひとこと礼があっても
よさそうなもんだが。まあ、いいだろう。

ところで、アムステルダムの夏はここより過ごしやすいそうだな。｣
ガ「……！？」
ア｢スパイカーとの繋がりについて聞くことが多々あるので、
今のうちにゆっくりと休養することだな。｣
ガ｢うっ……！｣

タチクマ「ドナドナドナドーナ　子牛を　乗せて　ドナ　ドナ　ドナ　ドナ　荷馬車が　ゆれる♪あっバトーンさんだ。」

バトーン「お前らその歌の意味知ってのか？？」

タチクマ「やだなぁ知ってますよ。子飼のドライバーが市場に売られる歌でしょ。」

良スレ

糞スレ

保守

(電話が鳴る)

フランク｢何、SA07が認可されただと！コレス、それは一体どういうことなんだ！？｣
｢あの、アグマキと名乗る方がお見えですが。｣
フ｢何！？｣
アグマキ｢これで、我々は何の問題も無く2007年も出走出来ます。
きちんと根回しを行ってから、論争に持ち込むべきでしたな。｣
フ｢い、一体どんな手を使ったんだ！｣
ア｢真実はシャシーに有り。
たしかコレス氏の口癖でしたな。｣
フ｢くっ……！｣

ワダい男「ＳＴＲ０２とＲＢ０３にみるオリジナルの不在、あなたならどう名付けますか？？」

タクモトコ「スタンドアローンコンプレックス」

age

アグマキ｢それで、今回の捜査上に浮上したのがこのドライバーだ。｣
トグサコン｢…ん？この男｣
バトーン｢何だ、知ってんのか？｣
ト｢ああ、この前『おかあさんといっしょ』って番組で見たんだ。｣
バ｢あぁ？・・・ふぅ、マザコンって奴ぁ。｣

蛸の血に悲しめど井出の血に悲しまず、スポンサーの有る者は幸いなり
左近にもスポンサーが居ればサードドライバーにはなりたくないと叫んだでしょうね

AD2006　鈴鹿サーキット

タクモトコ｢なかなかタイムが縮まらないわね。
サイトー、そっちはどうだ？｣
サイトー｢あと少しで準備できます。｣
トグサコン｢少佐、それは規約違反じゃ…｣
タ｢緊急事態ってやつよ。サイトー、まだか！｣
サ｢今、衛星とリンクした。少佐、離れてください！｣

ドン！！！

実況｢ああっと、アルバース選手の車が大破しました！｣
タ｢よくやった。次はミハエルを狙え！｣
サ｢了解。｣
ト｢・・・｣

ｵｼｰとSACでは毛色が違うな〜

タクモトコ｢どうやらテストでタイムが伸びてないみたいね。｣
バトーン｢何だよ。お前こそSAにばっかり乗ってないで、そろそろRAに乗り換えたらどうだ。
スピードが出るぜぇ、その方が。｣
タ｢フン。｣
バ｢やるか？｣
タ｢ニコリ｣
バ｢へ？お………ハンドルがきかねぇ！どぉわっ！！！｣

タ｢無駄にスピードのある相手の力を利用すればSAでも問題ないでしょ？
バトーンにはRAの能力を如何無く駆使した、見応えあるレースを期待してるわ。｣
トグサコン｢大丈夫かよ、バトーン？｣
バ｢痛く…ない……｣

age

にしても、小佐モタスポフリークどもにモテモテじゃねぇか

age

タクモトコ｢1994年、突如一人の男が表彰台に立ち、メディアに露出し始めた。
通称｢まろやか男｣とよばれる劇場型ドライバーが誕生した瞬間であった。
当時の資料によれば、それまでも予告が為されていたにも関わらず、
状況を甘く見ていた為に起きた事態であったと言わざるを得ない。
生中継のただ中で表彰台に立ったまろやか男は、近くのカメラの映像は勿論のこと、
観客やF1関係者の目にも ■ というマークを自分の顔に上書きしていたという。
事実、男の顔を見たと証言していた殆どの人間が 、
モンタージュ作成の際 ■ のマークを描いてしまったという報告はあまりにも有名で、
衝撃的なドライビングとアンバランスなそのポップなマークは、一部の若者やネットで人気を呼んだ。
そして、その後はコンスタントに勝利を重ねている、か。
これ、もし本当に一人でやってるとしたら、超特Ａ級のドライバーかもしれないわね。｣

age

アグマキ｢ペ・ヤング。
FIAがまろやか男事件の最重要参考人として数カ月前からマークしてきた男だ。｣
バトーン｢顔のデータとかはないのかよ？｣
アグマキ｢残念ながら入手には至ってはいないが、情報筋によると顔は■に酷似しているということだ。
更に証言によると、奴は『顔は四角でも味はまろやか』と言われているらしい。｣
バトーン｢わかりやすい経歴だなぁ。｣
アグマキ｢うむ。だが、FIAがペ・ヤングを本ボシと考えるに余りある証拠が今頃になってごろごろと出て来ている。
どうやら近く喚問が行われるようだ。｣
バトーン｢馬鹿じゃねぇの！？今更そんな奴がまろやか男なわけねぇだろ。｣
アグマキ｢わしもそう思う。だが、俯瞰で見ればデコイと気付きそうな餌にここまでガッチリとFIAが喰らい付いてるのは何故だ。
わしにも確証は無いがペ・ヤングを押さえれば自ずと何かが見えてくるはずだ。｣
バトーン｢何が起こってもしらねぇぞ。｣
アグマキ｢よし、バトーンとトグサコンは奴がよく現れるというコンビニで張り込みをしろ。
ほかのものは少佐の指示で経歴を裏を取れ。｣
課員｢了解。｣

アグマキ｢どうした少佐、何が可笑しい？｣
タクモトコ｢………別に。｣

まろやか男「エクセラノさん、カメラの前で真実を話してください。ウィリアムズセルノー、マクラーレンメルセラノで僕の使っていたマシンはチームメイトの物より劣っていたと！」

エクセラノ「断る」

222

アグマキ｢[わしだ。コンビニの様子はどうだ。]｣
バトーン｢[まだ現れません。時折客が来るだけです。]｣
アグマキ｢[よし、引き続き監視を続けろ。]｣

イシカワ｢出ました。確かに捜査資料にある通り、ペ・ヤングの当時の行動は奴がまろやか男であることを裏付けるものです。
しかし、証言に不自然な点があったため検証した結果、必ずペ・ヤングを賞賛する傾向が見られました。
しかも、その証言で語られるペ・ヤングの人物像は、何人かの人格を合成したものと判明。
これは、FIAには偽物だと認識することすらできないくらい、巧妙な記録の改ざんです。｣
アグマキ｢よくやった。[バトーン、至急奴を押さえろ！]｣
バトーン｢[了解！]｣
アグマキ｢この事件、想像以上に奥が深いぞ。｣

ガー

店員｢いらっしゃいま……うわっ、一体何なんですか！？｣
バトーン｢公安だ！｣
トグサコン｢ペ・ヤング！｣
バトーン｢まろやか男事件の参考人として任意同行してもらうぜ！………………ん？｣
トグサコン｢！？｣
バトーン｢な、何だと！？[おい、猿親父！]｣
アグマキ｢[どうした、バトーン！？]｣
バトーン｢[どうしたもこうしたもねぇ。ペ・ヤングってのは焼きソバの名前じゃねぇか！！！]｣

www

実況「あー！！琢磨がモンテイロと接触だ！！」



バトーン「自爆テロってやつはな。自分が生きてく上でいっさいの希望が持てなくなったときにやらかすもんなんだよ。」

あげ

age

age

>>62
同時刻 某所

DC｢俺がペヤングなわけないだろ。全く、顔の形がこんなところで役に立つとはな…
それより、あんた何の用だ？俺が二、三度優勝するって筋書じゃあなかったっけ？｣
？｢いや、予定通りだ｣
DC｢…おい、冗談だろ。俺を解雇しちまったら、一体誰がまろやか男になるんだよ。｣
？｢大丈夫だ。お前の存在は大して問題にならない。まろやかに走っていたという事実があればそれでいい。｣
DC｢何？｣
？｢ここに金がある。解雇されたく無ければこれで契約を更改しろ。｣
DC｢一体どういう意…。｣
？｢早くしろ。代わりはいくらでもいるんだ。｣
DC｢………分かった。｣
？｢よし、それでいい。｣

www

あげ

トグサコン｢…何です、これ？｣
タクモトコ｢イタリアにあるレーシングスクールの内部資料｣
トグサコン｢何でまた、ここの資料を？｣
アグマキ｢先週、ここの施設からFOAに対して大規模なハッキングが仕掛けられた。
漏れた情報の中には深度Ａ以上の最高機密も含まれておる。
だが、奇妙なことにFOAは最高機密を盗み見されながら、一切の被害報告を出していない。｣
タクモトコ｢ただ、事情を調べようとしても、そこに土足で踏み込むと足が付く恐れがあるのよ。｣
アグマキ｢そこでだ。｣
トグサコン｢潜入捜査ってわけですね。わかりました、準備を始めます。｣

タクモトコ｢あれでよかったの？｣
アグマキ｢仕方あるまい。奴には気の毒だが、本当の事情は話せんだろう。｣

ヌポルト｢さて、次のニュースです。去年より、去就が注目されていたトグサコン選手なんですが、
イタリアのレーシングスクールに入学することが決定したようです。このスクールは小学生を対象としており…｣

wwww

イタリア　レーシングスクールにて

トグサコン｢どうぞ、よろしくお願いします。｣
所長｢新入生のトグサコン君ね。所長のマルタよ。｣

所長｢詳細は見てもらえればわかると思うけど……皆良いタイム出してるでしょ？｣
トグサコン｢ええ……しかし、小学生でこんなタイムが出せるんでしょうか？｣
所長｢意外に思ったかもしれないけど、それがこのスクールの特色なのよ。ただ問題があるとすれば、彼等がレースとの相性が良すぎるってことね。｣
トグサコン｢相性が、良すぎる？｣
所長｢ええ、だからサーキットで走らせる機会を出来るだけ制限してるの。でも安心して。ここからレーサーになった者も多いのよ。｣
トグサコン｢そう…ですか。｣
所長｢ええ。だから、あなたも頑張ってね。あなたには早速あるグループに所属してもらうわ。
この子はアオイ君、あなたのチームメイトよ。ほかの子ももう戻ってると思うから、あとよろしね。｣
トグサコン｢わかりました……アオイ君か、よろしくな。｣

age

>>73

クロハ｢遅いぞアオイ、いったいどこ……｣
トグサコン｢よお、今日からチームメイトになったトグサコンだ。よろしくな。｣
クロハ｢………｣
トグサコン｢どうだ、ひとっ走りしてこないか？外も、まだ明るいし。｣
クロハ｢いや、やめとくよ。今じゃ、外に出たいなんて思う奴なんていないんでね。｣
トグサコン｢？………そりゃ、一体どうし…｣
オンバ｢ねえねえ、また来るってよ！団長が。｣
クロハ｢本当か？｣
オンバ｢うん、さっき連絡があったんだ。｣
トグサコン｢団長？｣
クロハ｢あんたが、信用できる人間かわからないからな。今は秘密だ。｣
オンバ｢じゃあ、皆に知らせてくる。｣
トグサコン｢？｣

なぜか攻殻スレに落ち着いてるｗ

>>75

トグサコン｢[少佐、聞こえますか？]｣
タクモトコ｢[遅いわよ！一体何やってたの？]｣
トグサコン｢[いや、回線繋ぐのにいろいろ手間どっちゃって。]｣
タクモトコ｢[で？様子は、どうだったの？]｣
トグサコン｢[それが、妙な場所なんです。子供達はは、小学生にしては驚異的な速さを記録していますが、そのタイムにばらつきが非常に少ない。
何と言うか、個人差が見られません。それにニ、三日生活して分かったんですが、皆生活面において自発的でないというか……。]｣
タクモトコ｢[自発的でない？]｣
トグサコン｢[ええ、何だかただ走っているだけの存在の様に思えたんですが。]｣
タクモトコ｢[何だか主観が入った見方の様だけど……わかった、引き続き内偵を続行しろ。]｣
トグサコン｢[了解。ああ、少佐。【団長】って何の事だと思います？ここの子供達が話していたんですが。]｣
タクモトコ｢[【団長】？さあ…一応、こちらでも検索をかけてみるが、お前も次の定時連絡までに情報を集めろ。]｣
トグサコン｢[了解。]…………ん？何だこれ？｣

I thought what I'd do was. I'd pretend I was one of those deaf-mutes

or should I?

Stand Alone Formula 1 Team

エレベーターにて

アグマキ｢！｣
バレストル｢久しぶりだな、アグマキ君。｣
アグマキ｢いえ、お変わり無いようで。それより、どうしてこちらへ？｣
｢暇を持て余していてね。ところで、君は一連のまろやか男事件の裏で立ち回っているのは、誰だと思う？｣
アグマキ｢それにはお答えできません。｣
｢誰にも聞かれやせんよ。バ…
　　ガーーーー
　　　　　　…ンか？｣
アグマキ｢…………。｣
｢図星の様だな。あの人は、利に聡い。しかし、何よりもレースが筋書通りに進む事を願っている。
彼にとって、ドライバーなどただの駒に過ぎないようだ。目立つのは、良くないだろうな。｣
アグマキ｢ご忠告感謝します。｣
｢あぁ、ただの独り言だがね。｣

モズレー｢どういうことかね？シャシーの件で、私も非常に苦しい立場にある。君も証人喚問に呼ばれることは必至だ。
今こうして会っている事がどれだけ不都合か、想像できん君でもあるまい。｣
アグマキ｢承知しております。ですがこれを…｣
モズレー｢何かね。｣
アグマキ｢エクレストン氏の関わる重大な極秘文書です。｣
モズレー｢……このカネの流れについて事態を把握している者は、君以外では誰かね？｣
アグマキ｢それをお読みになった会長と、私の部下だけです。｣
モズレー｢分かった、それについては然るべき処置をとろう。但し、今は新興市場を開拓する大事な時期だ。
今回は、マスコミとファンに花を持たせようかと思う。つまり、我々としてはSA07を認めない考えを示すつもりだ。｣
アグマキ｢お待ち下さい！いついかなる時でも私を信じて疑わない部下への信頼、
それこそが私が今まで築き上げてきた財産の全てです！それを…！｣
モズレー｢どうやら、財産を使うときが来たようじゃないか。案ずるな、君ならチームを再建できるだろう。｣

アグマキ｢次、ないんだよ。｣

ここでそのネタを持ってくるとわｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗｗ

AD2006　サンマリノGP

アルバース｢余計な手間かけさせやがって。この周回で抜いてやる！｣
バトーン｢くっ……｣
イデコマ｢バトーンさんが危ない！ボクがアイツを抑えてやる！｣
アルバース｢そうはいくか！｣
イデコマ｢…そんな、追いつくことも出来ないなんて。………神様、ボクはなんて…無力なんだ。｣
タクモトコ｢[そんな事は無い。お前が獲得したものは決して無力などではないぞ]｣
イデコマ｢あ！？その声は…………よぅし、これが最後だ！｣
アルバース｢何！｣

イデコマ｢………さよなら、バトーンさん。｣

ドーーーーーン
実況｢ああっと、井出選手とアルバース選手がクラッシュしました！！｣

バトーン｢どうして…こいつが｣
タクモトコ｢あなたを助けたい一心で走っていたのよ。｣
バトーン｢少佐…｣
タクモトコ｢私は最初、この子はF1ドライバーとしては使い物にならないと判断した。
でも、この子は積極的に情報を集めスキルを高めるうちに、ライセンスを獲得していた。
イデコマは、そんなライセンスを捨ててまであなたを救ったのね。｣
バトーン｢イデコマ…｣

age

あげ

age

AD2006

タクモトコ｢そういえば課長、今度のシーズンからウチに新人が入るって言ってたわよね？｣
アグマキ｢その通りだ。｣
バトーン｢新人だぁ！？｣
タクモトコ｢中々期待できるって話だったけど。｣
トグサコン｢そうは言っても少佐、今更ウチのスピードについてこられる奴が
そうそういるとも思えませんがねえ。｣

アグマキ｢お前が言うな。｣

ww

アグマキ「紹介しよう。９課の新しいメンバーだ。」

デビコマ「ハジメマシテ。デビコマトモウシマス。」

バトーン「お、おまえ」

デビコマ「やだなぁバトーンさん。」

タクモトコ「バラバラに解体されていたキャリアを再構築したのよ。」

2nd GIG
ghost in the showa shell

タクモトコ｢今から23分前、重火器で武装した犯行グループがこのビルを占拠した。
人質の人数は不明だが、奴らは"個別の11人"なる組織名を名乗っている。｣
トグサコン｢で、その個別の11人とやらの要求は何です？｣
タクモトコ｢セカンドドライバーの待遇改善、及び全ドライバーの契約書の公開だ。｣
バトーン｢身の程知らずの要求だな。ふざけてんのか？｣
タクモトコ｢確かに妙な連中ね。誰が指揮を取るとも無く目的をこなしている。
こいつにしても、せいぜいセカンド止まりのドライバーだろうし。

…どうした、トグサコン？｣
トグサコン｢………何でも…無いです。｣

age

age

ほす

あげ

今更だけど、鈴宮ネタ書いてもいいかな？
攻殻ネタが無くなった…

トグサコン「ＳＡ０７が認められなかったら？？」

タクモトコ「その時はヌードバーでやけ酒だ。」

>>95はじめっからそっちでかけbyスレ主

>>97
それは、申し訳なかった。
でも、>>96さんはまだ書けるみたいだけど、いいんだろうか？

あるなら賭けないなら何でもいいからあげろ

ＳＡＦはぇぇ

プロローグ

刺激的なレースにいつまで憧れていたか、なんてことはたわいもない
世間話にもならないくらいのどうでもいいような話だが、
それでも俺がいつまで憧れを抱いていたかというとこれは確信を持って言えるが
最初からそんな感情は無かった。
　幼稚園の頃に見に行ったレースも退屈なものだったし、記憶をたどると
周囲にいた園児たちもどこか冷めたような目つきでレースを眺めていたように思う。
　そんなこんなで人生の早い時期からF1のスポーツ性というものを疑っていた
賢しい俺なのだが、変態デザイナーやトラブルメーカーやクラッシャーや
テールエンダーや大金を動かす悪の組織やそれと戦う正義のチームなんてものが
この世に存在しないことに気付いたのは相当後になってからのことだった。

　いや、本当は気付いていたのだろう。ただ、気付きたくなかっただけなのだ。
　俺は心の底からそういった存在が、ふらりとモータースポーツ界に現れることを望んでいたのだ。

　アニメや漫画や映画で描かれるレーシングの世界の、なんと魅力的な
ことだろう。俺もこんな世界に生まれたかった。

　しかし、現実ってのは意外と厳しい。

　実際のところ俺がいたチームに変態デザイナーが現れることは皆無だったし、
頻繁にクラッシュばかりする奴もいないし、ピットストップの時に
燃料をドライバーの頭にぶちまけるシーンも見たこともない。

　21世紀にもなると俺はそんなガキの夢を見ることから卒業して、
F1の普通さにも慣れていった。今世紀も、20世紀と同じように
マシンがグルグルまわっているだけの光景ばかりを見ることになるだろう。
　そんなことを頭の片隅でぼんやりと考えていた2005年の秋に―、


鈴宮アグリと出会った。

age

age

　うすらぼんやりとしながらも鈴鹿に来た俺が最初に後悔したのは
ホテルがえらく貧弱な事で、日本グランプリ決勝が行われる数日前の事だった。
　そんなわけで、無駄に広いサーキットで準備が行われている間、
希望と不安に満ちた決勝に思いをはせている奴らの顔つきとは関係なく、ただ
暗い顔をしていた。まあ、知り合いも多くいたので孤独になることはなかったが。
　シューマッハの没落と若手の台頭で少しは面白くなるんだろうか、とか考えている
あいだにテンプレートでダルダルな準備もつつがなく終わり
俺は記者会見場へ記者やらカメラマンやらとぞろぞろ入った。
　司会の若い女は、鈴鹿でグランプリが開催されるのは喜ばしいこと、
鈴鹿は歴史あるサーキットであること、そして選手達に話をさせたあとは
もう話すことがなくなったらしく、｢それでは質問がある方はどうぞ。｣と言い出した。
　まあありがちな展開だし、驚くことでもない。
　数人が順番にぼそぼそと、あるいは調子よく今後のシーズンについて質問をしていった。
　そして、何人か後に後ろの奴が立ち上がり――ああ、おれは生涯このことを忘れないだろう――
後々語り草となる言葉をのたまった。

鈴宮『普通のドライバーにはシート用意しません。この中に、資金持ち込み、GP2総合3位以内、F1での優勝経験者がいたら私の所に来なさい。以上』

age

age

まなびのライブどう思う？

だれだよ？

age

攻殻スレの方が伸びが良かったな

それでも良いスレ

だな

｢日本出身、鈴宮アグリ｣
　まあここまでは普通であり、俺は前を向いたままその声を聞いていた。
｢ただのドライバーには興味ありません。この中にクラッシャー、テールエンダー、
トラブルメーカー、変態デザイナーがいたら、あたしのところに来なさい。以上｣
　さすがに振り向いたね。えらい美人がそこにいた。
　アグリは会場の視線を臆する事なく全身に受け、辺りをゆっくりと見渡し
最後に唖然として見上げているおれをじろりと睨んで着席した。
　これってギャグなの？
おそらくその場にいた全員の考えはシンクロしていただろう。
　それは結果から言うと、ギャグでもなんでもなかった。アグリは常に大マジなのだ。
　やがて、司会の女がためらいがちに次の質問者を指名して、
会場の空気はようやく元に戻った。

　こうして俺たちは出会っちまった。
　しみじみと思う。偶然だと信じたい、と。

　このように会場どころか世界中の注目を浴びた鈴宮アグリだが、
翌日以降しばらくは一見無害なF1関係者を演じていた。
　詳しく聞いたわけではないが、あいつは現役時代にいろんなチームにいたはずなので、
鈴鹿にも同僚だった奴らもいるわけで、そんな彼らにしてみれば
こいつの今の状態が何なのか気付いていたんだろうが、あいにく俺はそいつらの中に
知り合いがいなかったし誰も教えてくれなかったから、朝のホテルのラウンジで
鈴宮アグリに話し掛けるなんて愚かなことを俺はしちまった。
　とはいえ、アグリみたいな美人とお近づきになろうと考えた俺を一体誰が責められよう。
　もちろん話題は一つしかない。

｢なあ｣
と、俺はさりげなく近くの椅子に座りながら言った。
｢この前の質問のアレ、どこまで本気だったんだ。｣
あの時と変わらない表情で、窓の外を見ながら俺の声を聞いていた
鈴宮アグリはちらりと俺を見た。
｢質問のアレって何｣
｢いや、だからクラッシャーがどうとか｣
｢あんた、クラッシャーなの？｣
まじめくさった顔でききやがる。
｢……違うけどさ｣
｢違うけど、何なの｣
｢……いや、何もない｣
｢だったら話しかけないで。時間の無駄だから｣
　思わず謝ってしまいそうなくらいの冷淡な態度だったね。
鈴宮アグリは俺に向けていた目を逸らすと、エレベーターの辺りを睨みだした。

　とまあこんなことがあったおかげで、俺は鈴宮アグリを避けるようになった。
　とはいえ、俺と同じことをしでかす奴がいないわけではなく、
不機嫌そうな鈴宮アグリに話しかけては、追い返される人が後を断たなかった。

warota

3月18日開催の涼宮ハルヒの激奏で先行販売されたアナログ盤「ハレ晴レユカイ」が、
23日にはアキバのCD取り扱い店での販売が始まっていた。見かけたのは、
アソビットゲームシティー・とらのあな本店・ゲーマーズ本店・ヤマギワソフト館。
『ハレ晴レユカイ アナログ盤』の店頭販売をしていた
アソビットゲームシティでは、『このジャケ！抗えんわ』としていた。

『ハレ晴レユカイ アナログ盤』は、A面「ハレ晴レユカイ」・B面「うぇるかむUNKNOWN」を
収録したレコードで、製品情報によると『2つ折の紙が1枚入っていて、片面は「激奏」の
メインビジュアル・片面は「CD ハレ晴レユカイ」の絵柄』。また初回プレスのみになっているようで、
アソビットの呼び込みでも『在庫限り』と言っていた。

『ハレ晴レユカイ アナログ盤』はCDではなくレコードなので、
某ショップスタッフいわく『いまさらレコードプレヤー持っている人もいないでしょうし、
ジャケ買いするしかないからねー』とのことで、EARL.BOXさん3月23日更新分でも
『プレイヤー持ってないんですが記念的に。このジャケット絵はかっけーですしな』とコメントされている。

◆アキバblog
http://www.akibablog.net/archives/2007/03/harehareyukai_070324.html

　一人で飯を食うのは苦痛ではなかったが、周りから浮くのも何なので
同僚だった国木田と、鈴宮アグリと同じチームにいたダニ口という奴と食べるようになった。
　鈴宮アグリの話題が出たのはその場である。
｢お前、この前鈴宮に話しかけてたな｣
と言い出すダニ口。まあ、否定はしない。
｢意味不明な事言われて追い返されただろ。｣
　確かに。
　ダニ口はちくわを口に放りこみながら、
｢あいつ生まれ付いての変人だ。関わるのはやめとけ。｣
｢あのクラッシャーがどうとか言うやつ？｣
サラダにドレッシングをかけていた国木田が口を挟んだ。
｢そ。現役時代にもわけの解らんことをやってたな。有名なのが全戦予備予選落ち事件｣
｢何でそんなことしたんだ？｣
｢知らん。とうとう白状しなかったそうだ。噂はいろいろあったが、真相は今も謎だ｣
　俺の脳裏には真剣な表情で走る鈴宮アグリの姿が浮かんでいた。
　たぶん鈴宮アグリは本気で、テールエンダーになりきろうとしていたのだろう。
　シーズンが終わって何も起こらなかったことにたいそう落胆したに違いない、
と根拠もなく思った。

｢他にもいっぱいやってたぞ｣
ダニ口は皿の上を次々と片付けつつ、
｢あいつはカート育ちのはずなのに、初優勝したのはハコでのレースだったな。
ベネトンから誘われたときも、それを蹴りやがった。意味わかんねーよ。｣
その鈴宮アグリはといえば、今ここにはいない。
いつも姿を見掛けないが、どこをうろついているんだか。
｢だからよ、あいつを狙うのはやめとけ。こいつは、俺からの忠告だ。｣
というか、俺にはそんな気ないんだがな。
飯を食い終わったダニ口はニヤリと笑った。
｢俺だったらそうだな。このクラスでのイチオシはあいつだな、
井出倉有子｣

ちょっと保守

　ダニ口が指した先に、ラウンジの一角で談笑している一団がいる。
その中心で笑顔を振りまいているのが井出倉有子だった。
「俺の見立てでは最近のドライバーの中でもベスト3には確実に入るね。」
　ドライバー全員をチェックでもしたのか。
「おうよ。そのなかでもＡＡランクプラス、だな。顔を見ただけで解る、
アレはきっと走り方までいいに違いない」
　ダニ口の価値観は脇に置いておくとしても、井出倉有子もまた
鈴宮アグリとは違う意味で目立っていた。
　まず第一に顔立ちが中々端整である。涼しげな眼差しがまことによい。
第二に走り方がいいという予想はおそらく正しい。どうやら別のカテゴリーで、
実績があるようだ。
第三に記者との受け答えを見るとなかなか頭もいいようだ。
そりゃ鈴宮アグリと比べると、俺だってこっちかな。
まあ、どっちにしろダニ口には縁遠い話だと思うがな。

「SOS団」
左近を　大きく取り上げて解雇する　鈴木亜久里の団

　まあ、そんなこんなをしてるうちに１２月がやってきた。
　朝のロビーで鈴宮アグリは鈴宮アグリはいつもと変わらない表情で座っていて、
俺はあのとき魔がさしていたのだろうか、気が付くと鈴宮アグリに話しかけていた。
「いつも居ないのはテールエンダーでも探しているからか？」
　アグリは無表情にこっちを見た。
「いつ気付いたの」
「んー…ちょっと前」
「あっそう」
　そう言うとアグリは俺の顔を長い時間見つめ出した。何なんだ一体？
「あたし　あんたと会ったことがある？」と、アグリが聞いた。
「いいや」
　と、俺は答えそこで会話は終わった。


きっかけなんてのは大抵どって事ないものなんだろうけど
まさしくこれがきっかけになったんだろうな。

　あれ以来、空いた時間にアグリと話すことが日課となりつつあった。
　それで、ある日の会話はこんな感じだった。
　「小耳に挟んだんだけどな、チームの誘いを蹴ったって本当か？」
　「出どころはダニ口？何を聞いたか知らないけど、まあいいわ、多分全部本当だから。」
「ちょっとぐらい走ってみようとは思わなかったのか」
「全然。どいつもこいつもアホらしいほどまともなドライバーだったわ。
シグナルの合図で走り出して、判を押したみたいに同じラインを走って、
チームの指示でピットインして、うろうろ走って、ってそれしかないの？」
　それが普通だろうと思ったが、アグリがダメと言うからには全然ダメなのだろう。
「あと、ピット戦略で順位を上げてる奴って何なの、あれ。
そういう大事な事はコース上でしなさいよ！
でも問題はね、下らないドライバーしか存在しないのかどうなのってことよ。」

「じゃ、どんなドライバーなら良かったんだ？やっぱりクラッシャーとかか。」
「クラッシャー、もしくはそれに準じる何かね。
とにかく普通のドライバーでなければ何だっていいのよ」
　どうしてそんなに異端の存在にこだわるのだろう。
俺がそう言うと、アグリは当たり前のように言い放った。
「そっちのほうが面白いじゃないの！」
　それは……そうかもしれない。
　俺だってアグリの意見に賛成したい気持ちがある。
　アホのダニ口がF1でドリフトをかましたらとても面白いし、井出倉だって
規約の隙間を縫った奇抜な車を生み出す存在だったらとても楽しいだろう。
　だが、そんなことはまず有り得ない。仮にそんな奴らがいたとしても
望み通り俺の前にやってきてくれるわけねーだろ。
だが恐らくアグリにとっては、こういった普通の状況が耐えられないのだろう。


　でも今のF1ってそんなもんだろ？

ちょっとあげ

微妙に気になる展開
無理せずにガンバ

　そうは言っても、アグリの考えや行動が羨ましいと思う気持ちが
俺の中にあることは否定できない。
　俺が既に諦めた未知のF1との邂逅をいまだに探し求めているわけだし。
しかし、アグリの好奇心を満たすような存在もそう易々と現れるはずもなく、
いつもモンスーンがもたらす低気圧のような顔をしてアグリは座っていた。
「セーフティカーが突然逆走したりとか、全車が事故を起こしたりとかしないものかしらね」
「物騒な話だな」
「マクラーレンってのがあったのよ」
「へえ。どうだった？」
「笑わせるわ。今まで事件らしいレースに出くわさなかったって言うんだもの。」
「そりゃそうだろう」
「ルノーにはちょっと期待してたんだけど」
「そうかい」
「ただのレースオタクでしかないのよ、どう思う」
「どうも思わん」
「あー、もう、つまんない！どうして今のF1にはもっとマシなチームがないの？」
「ないもんはしょうがないだろう」
「21世紀にはもっとラディカルなチームがあると思ってたのに。これじゃ10年前と一緒じゃない。」

<<129
そう言ってもらえるとありがたい。

セーフティーカー逆走したらもうセーフティーカーじゃねぇよｗｗｗｗｗｗｗｗ

　気の毒だと思うところなのか、ここは？
　だいたいにおいて、アグリがどんなチームなら満足するのか、その定義が全く不明である。
本人も解っていないんじゃないだろうか。ただ漠然と「何か面白いことをするチーム」
を探してるだけで、その「面白いこと」が何なのか、こいつの中でも定まってない気がする。
「ないもんはしょうがないだろ」
俺は言ってやった。
「結局のところ、俺達はそこにあるチームやコースで満足しなければならないのさ。
言うなれば、それを出来ない人間が、改革やら買収やらをしてF1を発達させてきたんだ。
自分の理想を実現するためにチームは産み出される。
でもそれは一部の人間の才覚や時の運によって初めて生じたものなんだ。
天才がそれを可能にするわけだ。
だから凡人たる我々は、今の体制に適応して生きるのが一番であってだな。身分不」
「うるさい」
アグリは俺の演説を中断させると、別のほうを向いた。
多分、こいつは何だっていいんだろう。ツマラナイ規則から遊離したレースならば。
でもそんなレースはそうそうない。つーか、ない。
コンコルド協定万歳！おかげで俺たちは平穏のうちにレースを見てられる。アグリには悪いがな。
　そう思った。
　普通だろ？



　いったい何がきっかけだったんだろうな。 前述の会話だろうか。
　この時はまだ我が身に数多の災難が降り懸かってくるとは思ってもみなかったのだが。
それは突然やって来た。

保守します。

小春日和のあたたかな光が差し込むなか意識が遠のいていた俺は、
突然身体が傾いたかと思うと床にたたき付けられていた。目の前が歪んで見える。
「何しやがる！」
怒りをもって振り返った先に見たものは、鈴宮アグリの―初めて見る―
顔一杯に喜びが溢れた満開の笑顔だった。
「気がついた！どうして今まで気付かなかったのかしら！」
これまで見たこともないようなハイテンションで盛り上がるアグリである。
「一体何に気付いたんだ？」
「ないんだったら自分が作ればいいのよ！」
「何を」
「チームよ！」
　さっきの衝撃で気絶して夢でも見ているんだろうか、俺は。
「とにかくこっちに来て！」
周囲の好奇の視線を痛いほど浴びながら、俺はアグリに引っ張られていった。

俺が連れていかれたのは駐車場だった。当たり障りのない車が並んでいるな。
いやそんなことより、こんな所で俺をどうする気だ。
「協力しなさい」
　アグリは言った。俺の胸倉を掴んでやがるから、まるで恐喝されてるような気分だな。
「何に協力するって？」 「あたしの新チーム作りよ」
「なぜ俺がお前につきあわなきゃならんのか、それをまず」
「あたしは拠点と人員を確保するから、あんたはFIAに提出する書類を揃えなさい」
人の話を聞けよ。
「とんなチームを作るつもりなんだ？」
「そんなのどうだっていいのよ。とにかく、今日の夕食後までに調べておいて。
あたしもそれまでに拠点を確保しておくから。いいわね」
　アグリはそう言い残すとさっさと戻っていってしまった。やけに嬉しそうな足取りで。
「……俺はまだ返事をしてないんだが…… 」
一人で呟くのもむなしく、こっちを見てた奴らに何て説明するか考えることに集中し始めた。

面白い

いい感じ
当たり障りのない車ってｗ

　そもそもF1チームをどうやって作るのか。何かに具体的に書いてあるわけでもない。
まず人数は適当に水増しすることも可能だろう。チームの名称も無難なものにする。
責任者は勿論アグリでいい。
だが賭けてもいいがこんなチームが存続することは不可能だろう。金はどうするつもりだろう。
それに施設もなければ、まず肝心のマシンが無い。
とはいえ、自分の都合の悪いことは聞かないのが鈴宮アグリの鈴宮アグリたるゆえんである。



どうやら俺が飯を食っていたのを監視していたらしい。俺が食い終わったと見るや、
アグリは俺の腕を恐るべき力で引っ張り、どこかへ恐るべき早足で歩き出した。
「どこ行くんだよ」
俺の当然の疑問に、
「ファクトリーっ」
　周りにいた奴らを蹴散らす勢いで歩きながらアグリは短く答え、後は黙り込んだ。
道路に出て、タクシーを捕まえ、成田に行き、飛行機に乗り、着くとまたタクシーに乗り、
ある建物の前でタクシーから降りた。人気があまり無いがわりとデカイ敷地である。
　ちょい待て、一体どこなんだここは？

>>137>>138
ありがとう、そう思ってくれると嬉しい

「ここ」
　アグリは俺の腕を引っ張りながら、ずかずかと建物の中に入っていく。
意外に広い。ただあまりに置いてある物が少ない。建物も新しいとはお世辞にも言えなかった。
そして奥の方で、この建物のオマケのように一人の少女が何やら機械をいじっていた。
「これからこのファクトリーが我々の拠点よ！」
両手を広げてアグリが重々しく宣言した。実にいい表情をしていたが、そんなことよりも
「いや、だからどこなんだよ、ここは」
「レーシングチームのファクトリーよ。どんなチームだってファクトリーは持ってるでしょ。
で、この建物はアロウズ」
「じゃあ、アロウズのものなんだろ」
「でも何年か前にチームがF1から撤退してメンバーはゼロ人、新たに誰かが入らないと
休止が決定していたチームなのよ。で、このコが今年加入したコ」
「てことは休止になってないじゃないか」
「似たようなもんよ。一人しかいないんだし。」
呆れたことにファクトリーを乗っ取る気らしい。俺は一人奥の方でしゃがみこんで
機械いじりにふけるこの建物の主らしきその女の子に視線を移した。
眼鏡をかけていて髪が短い少女である。
これだけの騒ぎにも係わらずこちらを見ようともしない。
これはこれで変な女だった。

いいね。
しかし涼宮アグリとはなw

長門がどんな名前になるか気になる
隠れた良スレ

俺はアグリにひそひそと囁きかけた。
「あの娘はどうするんだよ」
「別にいいって言ってたわよ」
「本当かよそりゃ」
「前に会ったときに。ここ貸してって言ったら、どうぞって。
車さえいじれればいいらしいわ。でも、変わってると言えば変わってるわね」
お前が言うな。
　俺は改めてしゃがんで機械をいじっている少女を観察した。
髪はボブカットのようであり、それなりに整った顔立ちをしているようだ。
小柄でどことなく人形のような雰囲気が、何だか神秘的な印象を与える。
その少女は俺の視線に気付いたのか、顔を上げてこちらを見た。全くの無表情である。
「長門谷 有希」
と彼女は言った。それがどうやら名前らしい。耳に残らないひんやりとした声だった。
あっさりとした自己紹介を終えると、すぐにまたうつむいて作業に集中し始めた。

あげます。

ちょｗｗｗ長門谷てｗｗｗ
センスいい

楽しませてもらってるよwwww

関係ないけど、小春日和って、原文のほうもそう書いてる？
だとしたら間違いなんだけど。

　俺は幾分遠慮がちに話しかけた。
「あ−、長門谷さんとやら。こいつはここを何だか解らんチームのファクトリー
にしようとしてるんだが、それでもいいのか？」
「いい」
長門谷有希は顔を上げずに答える。
「いや、多分、というより確実に迷惑をかけると思うぞ」
「別に」
「いつか追い出されるかもしれないんだが」
「どうぞ」
　返事をしてくれるのは有り難いが、自分が置かれた状況を他人事のように考えている様子である。
「ま、そういうわけだから」
アグリの声は対照的にやたらと弾んでいた。何を企んでいるかは大体解るけどな。
「これから毎日、このファクトリーに集合ね。絶対来なさいよ。来ないと死刑だから。」
アグリに笑顔で迫られて、俺は仕方なしにうなずいた。
死刑はいやだからな。

>>146>>147
ありがとう、何だか嬉しい。
>>148
「小春日和」という表現は原文に出てきません。
冬の暖かい日という意味かなと思って使ってみたんだけど…
違ってたら、それは完全に俺の理解力不足です。

やべえ、良スレハケーン。面白いw

>>150
合ってます。余計なこと書いてスマソ

　こうしてファクトリーを間借りすることになったのはいいが、書類作成にはまだ
取り掛かってない。だいたい名称もスポンサーも決まってないのだ。
　先にそれを決めてから参戦するのが普通だと言ったんだが、アグリには何やら別の考えがあるようだ。
「そんなもんはね、後からどうにでもなるものよ！」まずはメンバーよね。
最低でもあと二人くらいはいるわね」
　ってことは、あのアロウズの長門谷も頭数に入れてしまっているのか？大体、
あいつは加入するなんて一言もいってないぞ。
「安心して。このチームにピッタリな人材に心当たりはあるの」
一体誰を引っ張ってくるつもりなんだろう。



結局その日は近くのホテルに半ば強制的に泊まることになった。
次の日の朝、アグリは「先に行ってて！」と言い残すとホテルを飛び出していった。
時差ボケでぼんやりとした頭で、アグリは大方昨日の調子で何かを強奪しに行ったのだろう、
なんてことを考えながら朝飯を食い終えた。
　俺は気乗りしない足取りでファクトリーに向かった。

>>152
いえいえ、原作は春の話だから余計まぎらわしかったかな。
それよりも、このスレ読んでくれてありがとう。

ハルヒ知らないけどいいねぇ

ファクトリーにはすでに長門谷有希がいて、昨日と全く同じ姿勢で機械をいじっていた。
俺が入ってもピクリともしないのも昨日と同じだった。
「……何を作ってんだ？」
　沈黙に耐えかねて俺はそうきいてみた。長門谷有希は返事の代わりに何かの部品を俺に見せる。
何に使う部品だろうか。
「面白い？」
「ユニーク」
投げやりというか無気力というかそんな答え方である。
「どういうとこが」
「ぜんぶ」
「機械が好きなんだな」
「わりと」
「そうか…」
「…………」
　沈黙。
　帰っていいかな、俺。
俺はとりあえず床にでも腰を下ろそうかと思った瞬間、扉が勢いよく開いた。
「やあ、遅れちゃってごめん。捕まえるのに手間取っちゃって！」
　アグリが元気に登場した。よく見ると、片手は別の人間の腕をつかんでいて、その人物と
ズカズカドアから入るとなぜかドアに錠を施した。
　不安そうに震えながら入って来た人物は、またしても少女だった。
しかもすごい美少女だった。
「なんなんですかー？」
半泣きでその美少女は言った。
「ここどこですか、何でかか鍵を閉めるんですか？いったい何を、」
「黙りなさい」
　アグリの押し殺した声に少女はビクリとして固まった。
「紹介するわ。朝比出びくるちゃんよ」
そう言うと、アグリは黙りこんだ。紹介終わりかよ。

ここで■先生かよｗｗｗｗｗｗｗｗ

こうなると古泉が気になるw

ちょｗｗｗ待ってくれｗｗｗｗ
どういう名前なんだｗｗｗｗｗ
続きも無理しないで頑張って

今日はあげます。

今日も保守します。

長門谷の元ねたはモントーヤでおｋ？

モンタニーじゃないの。

なるほ。３EX

今のところ
ハルヒ：アグリ
朝倉涼子：井出
長門：モンタニ
みくる：デビクル

初期設定だと
ハルヒ＝母近だったんだがな

＞朝比出びくる
ﾜﾛﾀwwwww

「どこから拉致って来たんだ？」
「拉致じゃなくて任意同行よ」
それにしては怯えているが。
「あたし、シーズン中はサーキットをすみずみまで歩くようにしてるから、
モーターホームでぼんやりしてたところを前から目をつけてたわけ」　
　肝心のレースを見ない奴だと思ったらそんなことをしていたのか。いや、そんなことより、
「じゃ、この人はドライバーじゃないか！」
「それがどうかしたのか？」
少しも疑問に思ってないらしい。
「まあ見てみなさいよ。めちゃめちゃ可愛いでしょう」
理由にもならないことを言い出した。と思ったら
「あたしね、今のF1には萌えの要素が欠けてると思うの」
「……すまん、何だって？」
「萌えよ萌え、いわゆる一つの萌えよ。サーキットにいる女たちが
みんな似たり寄ったりな現状に飽きてたところだったのよ」
　知らん。とはいえ、俺は朝比出びくるさんを改めて見た。小柄であり、童顔でもある。
なるほど、萌えキャラと言われればそんな気がしないでもなかった。
「それだけじゃないのよ！」

>>166
勝手に変えちゃってごめん。

面白いから別にいいよ

長門谷ってなんて読むの？
ナガモンタニ？
ナガトタニ？

age

>>170
ありがとう、それを聞いて安心した。
>>171
呼び方は人それぞれでいいと思うけど、
俺はナガトヤさんということにしてる。

ちょうモンタニじゃないんだな

age

>>174
そっちのほうが面白い。

今日は保守します。

アグリは朝比出びくるさんの背後に回ると、いきなり抱きついた。
「わひゃああ！」
　大きな声で叫ぶ朝比出さん。アグリはそれに構わず朝比出さんの胸をわしづかみ。
「ちっこいのに、あたしより胸でかいのよ。しかもまろやか！」
まろやかってお前。
「あー、本当におっきいな―」
　朝比出さんは手足をバタつかせて抵抗していたが、体格の差を覆すことは出来ず、
俺はアグリが彼女のスカートを捲くり上げ始めたあたりで止めに入った。
「アホかお前は」
「でも、めちゃまろやかなのよ。マジよ。あんたも触ってみる？」
朝比出さんは小さく悲鳴を上げてのけぞった。
「遠慮しとく」
　俺はそう言った。それからふと気付いて、
「すると何か、お前はこの朝比出さんが可愛くて小柄で胸がまろやかだからという
理由なだけでここに引っ張って来たのか？」
「そうよ」
真性のアホだ、こいつは。

胸がまろやかｗｗｗ

>>177
まろやかってお前ｗｗｗ

保守します

アグリと今宮かけてるのかと思ったら違うのか

「びくるちゃん、あなた他に何かのチームに所属してる？」
「あの……レッドブルに……」
「じゃあ、そこ辞めて。我が団の活動の邪魔だから」
　自分勝手に事を進めていくアグリであった。
　朝比出さんは、見知らぬ家に連れて来られた子猫のように
ファクトリーにいた全員の顔を見つめていったが、長門谷有希の存在に気付いて目を開き、
ため息のまじった声で「そっかー…」と呟いて、「解りました」と言った。
　一体何が解ったのだろう？
「レッドブルは辞めてこっちに入ります…でもアロウズってどんなところかよく知らなくて、」
「我がチームはアロウズじゃないわよ」
　当たり前のように言うアグリ。
　意味がわかっていない様子の朝比出さんに、俺がアグリの代わりに説明した。
「ここのファクトリーは一時的に借りてるだけです。あなたが今入らされようとしてるのは、
そこの鈴宮アグリがこれから作るチーム構成未定で名称不明の新チームですよ」
「……えっ……」
「ちなみにあっちで作業してるのが本当のアロウズのメンバーです」
「はあ……」
　朝比出さんは俺の自分でもよくわからない説明を聞くと、ポカンとした表情のまま
言葉を失った。無理もあるまい。
「だいじょうぶ！」
　アグリが無責任にもそう言った。
「名前なら、たった今決まったから」
「……言ってみろ」
　たいして聞きたくもなかったが、俺の問いに鈴宮アグリは声高らかにチーム名を宣言した。

名称は想像通りなのか、〜団なのか気になる。wktk

お知らせしよう。新しく発足するチームの名は今ここに決定した。
ＳＡＦ団。
鈴宮アグリと新たなやり方でF1を盛り上げるための団。
略してＳＡＦ団である。
そこ、笑っていいぞ。 なぜに団かと言うと、本来なら「Ｔｅａｍ〜」とか「〜Ｒａｃｉｎｇ　Ｔｅａｍ」
にするべきなんだろうが、なにしろF1チームの体すらたっていない上に、何をする
集団かも未だに不明なのである。「それだったら、日本らしく団でいいじゃない」
という意味不明なアグリのヒトコトによってそう決まった。

好きにしろよ、もう。

ｲｲﾖｲｲﾖｰ

「新型エンジンも欲しいところね」
ＳＡＦ団の設立を宣言して以来、殺風景だったアロウズのファクトリーにはやたらと物が増え始めた。
　どこから持ってきたのか、最新式の機材が設置され、数々の食器やら机やらが運び込まれた。
さらに、アグリはどこからかF1のマシンまでガメてきた。型落ちではあるが正真正銘、本物である。
　なんでも、もとはアロウズで使われていたものを、ファクトリーを使用しているのは自分達だから、
マシンの所有権も移ったと言い張って強引に持って来たらしい。
　いい腕をしている。アメリカで弁護士になるといい。
　そのアグリだが、机の上であぐらをかいて座っていた。机には団長と書かれた三角錐が乗っている。
「我が団に新型エンジンの一つもないなんて、許し難いことだわ」
誰を許さないつもりなのだろうか。
目の前には他の二人のメンバーがいた。相も変わらず長門谷有希は見たこともないような部品をいじり、
朝比出さんは生真面目にもファクトリーに来て椅子に座っていた。
「というわけで、調達に行くわよ」
「調達って、エンジンを？どこでだよ」
「手近なところがあるじゃない」
ついてきなさい、というアグリに引っ張られるように俺と朝比出さんは
外に連れて出され、空港から飛行機に乗せられた。
　こうしてアグリが俺達を連れて向かった先は、栃木研究所だった。
なるほど。

わろす

中本さんを、びくるちゃんの胸を掴んだ写真で脅すんですか？

age

今日はあげます。

SNEG

　　　　　 上､　　　　　　／⌒ヽ,　,／⌒丶､　　　　　　　,エ
　　　　　　　`,ヾ　　 ／　 　　,;;iiiiiiiiiii;､　　　＼　　　_ノｿ´
　　　　　　　　iｷ ／　　 　,;;´ 　;lllllllllllllii､　　　 ＼　ｉＦ
　　　　　　　　iｷ'　 　 　,;´　 ,;;llllllllllllllllllllii､　　　　ﾅｆ
　　　　　　　　 !ｷ､._　 ,=ゞiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii!!　＿_ｆｻﾍ.
　　　　　　　/ 　`ヾ=;三ミミミミヾ仄彡彡ミﾐヾ=`´　　'i､
　　　　　　 i' 　　,.＿Ξミミミミミヾ巛彡////iii＿　　　 |
　　　　　　 |　　;ｉｆ≡|ヾヾヾミミミミヾヾ､//巛iiﾘ≡ｷi　　|
　　　 　 　 |　　iｆ!　 |l lヾヾｼヾミミミ川|iｉ//三iﾘ　`ｷi　　|
　　　　　　|　　,iｆ ,ｆ=|l l lヾリﾘﾘﾘﾘ川川|爪ミミiﾘ=ｔ､ｷi　　|　　　　　ゴキブリ、おいときますね。
　 　 　 　 |　　;iﾅ,ｻ |l l l リﾘ川川川川|爪ミﾐiiﾘ ｷi ｷi　　|
　 　 　 　 | 　 iﾅ ;ｻ |l l ﾘﾘﾘﾘ川川川川l爪ﾐﾐilﾘ ｷi ｷi　　|
　　　　 　 | 　iｻ ;ｻ, |ﾘ ﾘﾘ川川川川川l爪ミﾐiﾘ ,ｷi ｷi　　|
　　　　 　 |　 iｻ ;ｻ, | ﾘ彡彡川川川川|爪ﾐﾐｉﾘ ,ｷi :ｷ、 　|
　　 　 　 　,i厂　ｉｻ, |彡彡彡彡ﾉ|川川|爪ﾐミﾘ　,ｷi　`ヘ､
　　　　　 ,√　　;ｻ,　|彡彡彡彡ﾉ川川|ゞﾐﾐミﾘ　,ｷi　　 `ヾ
　　　　　´　　 　;ｻ,　 |彡彡彡彡川川ﾘゞﾐミﾘ　　,ｷi
　　　　　　　　　;ｻ,　　|彡彡彡彡リﾘﾘミミミｼ　 　,ｷi
　　　　　　　 　,;#,　 　 |彡彡ノリリﾘﾘミミミｼ　　　 ,ｷi
　　　　　　　 ;ﾒ'´　　　　!彡ノリﾘﾘﾘリゞﾐミｼ　　　　　`ﾍ､
　　　　　　　;ﾒ　　　　　　ヾリリﾘﾘノ巛ゞシ　　　　　　 `ﾍ､
　　　　　　;ﾒ　　　　　　　　｀`十≡=十´　　　　　　　　　`ﾍ､
　　　　　　　　　　　　　　　　 ﾉ　　　 ゞ

びくるちゃんのおっぱいってどうしても角張ってるイメージが先行してしまう・・・

>192
市ね下衆
市ね下衆
市ね下衆
市ね下衆
市ね下衆
市ね下衆

「いいこと？作戦を伝授するから、その通りにしなさい。タイミングを逃しちゃダメよ」
　俺はアグリからひそひそとその「作戦」とやらを聞かされた。
「ああ？そんな無茶な」
「いいのよ」
アグリは勝手に決め付けて、早くもドアに向かっている。セキュリティーを強引に突破すると、
「こんちわー、新型エンジン、いただきに来ましたー！」
さすがはホンダの研究所と言うべきか、設備が凄い。その中で色々な機器に囲まれて
作業をしていたらしい男達が、何事かと入口に仁王立ちしているアグリを凝視していた。
「所長は誰？」
　横柄なアグリの問いに、一人が立ち上がって答えた。
「私だが、何の用？」
「用ならさっき言ったじゃない。新型のエンジンをちょうだい」
　栃木研究所所長、名も知れぬエンジニアは「何を言ってるんだ」という表情で首を振った。
「ダメダメ。ここのエンジンはね、膨大な予算だけじゃなく所員の多大な努力を
つぎこんで完成したものばかりなんだ。くれと言われてあげられるものじゃない」
「いいじゃないのちょっとぐらい。こんなにあるんだし」
「あのねえ……というかキミたち誰？」
「ＳＡＦ団団長、鈴宮アグリ。あの二人は部下その一と二」
俺がいつ部下になった。
「キミたちが何なのか知らないけど、ダメなものはダメだ。自分達で作ったらいいだろう」
「あっそう。なら、こっちにも考えがあるわよ」

アグリの手腕に期待

方法は剛腕だけどw

アグリはいきなり所長の手を掴むと、目にもとまらぬ早業で朝比出さんの胸に押し付けた。
「ひゃあああ！」
「うわっ！」
俺は朝比出さんたちの悲鳴を聞きながらシャッターを切った。
「な、一体何を！」
「うるさいわね。仕上げにもう一枚撮って」
　そう言うと、アグリは名も知らぬ所長の背中を蹴飛ばして朝比出さんに覆い被さるようにした。
不本意ながらもシャッターを切る俺。すまない、朝比出さん。
「何のつもりだぁ！」
ようやく起き上がった所長が紅潮した顔でそう言うと、アグリは
目の前で指を振った。
「ちちち。あんたのセクハラ写真はちゃんと撮らせてもらったわ。
この写真を世界中にばらまかれたくなかったら、とっととエンジンをよこしなさい。」
「そんなバカな！キミが無理にやらせただけで、僕は無実だ！」
「マスコミが聞いて納得する言い訳とも思えないわねえ」
所長は必死になって反論している。そりゃ、そうだろうな。
「ここにいる所員たちが証人だ！」
「じゃあ、研究所で輪姦があったっタレコミしてやるっ！」
　その場にいた全員の顔が青ざめる。アグリはなおも畳み掛けるようにして、
「よこすの、よこさないの、どっち！」
しばらく呆然としていた所長は床に倒れ込むようにして、言葉を絞り出した。 「好きなものを持って行け…」

床に倒れ込んだ所長に他の所員たちが駆け寄った。
「所長！」
「お気を確かに！」
所長たちが悲劇を演じている中、アグリはエンジンのことにしか関心が無いらしい。
「最新型はどれ？」
「なんでそんなことまで教えなきゃならないんだ」
アグリは無言で俺が持つカメラを指さした。
「くそ！それだよ！」
所長が指したエンジンを見ながら、アグリはポケットの中から紙を取り出した。
「昨日、別のチームのところに寄ってスパイにここ最近開発されたエンジン
についての詳細をまとめてもらったのよね。これには載ってないみたいだけど」
　一体どこのチームだ。
　アグリはひとつひとつを確認して回り、その中の一つを指名した。
「これちょうだい」
「待ってくれ！それはこの間開発したばかりの………」
「カメラを忘れたわけじゃないわよね？」
「……くそっ！持ってけ、泥棒！」
アグリの要求はそれだけにとどまらず、エンジンやその他の機器いっさいがっさいを
アロウズのファクトリーに運ばせたあげく、アグリが奪って来たマシンの
換装作業を施させた。盗っ人猛々しいとはこのことだな。

盗人っていうレベルじゃねーぞｗｗｗｗｗ

保守します

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ﾊ〜ﾄﾞｹﾞｲ
ﾌｫ〜〜〜

ＳＡＦ団オメ

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保守

打ち切り？

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　頭の中身が年中調子外れな監督兼チーム代表による間の抜けたシュールレアリスムマシンは、
連夜の徹夜作業で一応の完成をみてガレージに格納され、俺達ＳＡＦ団の面々は、
平和なグランプリウィーク初日を迎えていた。幸いにも細かい交渉や宣伝活動はアグリが自ら率先して行っており、
俺はオーストラリアのサーキット上を明鏡止水の心境で逍遥しつつ、レースの雰囲気を寝不足の頭で楽しんでいた。
「よっ」
　向こうから国木田と歩いてきたダニ口が声をかけてきた。ついでに言うとダニ口も
アグリの強引なやり口の犠牲となってＳＡＦ団のマネージングディレクターということになっている。
「収穫はあったか？」
「まあな。他のチームの視察結果については後で話すとしてだ。ナンパしようぜ。ナンパ」
「ナンパ？」
「ああ。何せ、せっかくのオーストラリアだ。こっちがチーム関係者だと分かったら、
意外にホイホイ付いてくる。俺の経験によって知り得た法則だ」
　成功しない法則が何の役に立つ。そもそも、英語が話せないお前はどうやってナンパする気なんだ。
「遠慮する。お前ら二人でやっててくれ。」
「僕もよしとくよ。成功したらその友達でも紹介してよ」
「何だよ、おまえら根性無しだな」
一人喚くダニ口を置き去りにして、俺はモーターホームへと向かった。
「ねえ、どうだった？他のチームの様子」
こう声をかけてきたのは、今はチームメイトになっている井出倉有子だった。

>>210
いや、もうちょっと書いてみる。古泉出してないわけだし。

GJ！おもろいから頑張って。

キョンは琢磨だったのか

個人的に射手座の日までがんばってほしいなとか
本家VS分家がゲーム対決

ところでダニ口って
ダニ口・オーデットなの？

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長門谷の臨時出演に期待age

出びくるが一番使えるドライバージャマイカｗｗ

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「解ったのはウチが到底太刀打ち出来んってことだな」
　「そんなことを言うと鈴宮さんに怒られるんじゃない？」
　だろうな。とは言え、この数ヶ月間でアグリに怒鳴られたのは俺だけだったが。
　そのアグリだが、井出倉の話によると嬉々とした様子で本部の方に出掛けていったらしい。
自分のチームで参戦できることがよっぽど嬉しかったのだろう。まあ、その気持ちは分からないでもないね。
去年の末にチームを立ち上げて、合法非合法を問わないやり方だったとはいえ
グリッド上にマシンを並ばせたんだからな。他のチームも予想外だったようだ。
朝比出さんがいない理由は何となく察しがつく。去年、アグリが朝比出さんを引っ張って来たときに
レッドブルを辞めると言っていたが、どうも契約の関係で上手くはいかなかったようだ。
　結局、アグリに隠れて掛け持ちすることになったようだ。何もそこまでアグリに義理立てせんでもと思うのだが、
この可愛らしい先輩はどちらかを裏切るということは出来なかったようだ。
そして、ＳＡＦ団で最近一番働いたといってもいい長門谷の姿も見えない。
連日の徹夜作業で一番働いたのは、あいつだったからな。表情には出ないが疲れていたんだろう。
さて、今は開幕戦のオーストラリアグランプリを迎えているわけだ。朝比出さんを犠牲にした
エンジン強奪事件からやく一ヶ月が経過している。時間が加速している気がするのは、
ここ最近それなりなことをやっていた自覚があるからだろう。
ここで時間を一回巻き戻させてもらいたい。井出倉が何でチームにいるのかとか
ここ一ヶ月間の俺達の活動の顛末を語ることにする。
それはあの栃木研を襲撃した翌日、いつものファクトリーから始まるエピソードだ。
………
……
…

>>214
ありがとう、何とかやってみる。
>>215
そうかもしれないし、そうじゃないかもしれません。
>>216
そう言ってくれるのは嬉しいんだけど、このペースだと落ちるのが先かも…
自分としては、喜緑さんとか鶴屋さんを出してみたい。射手座の日も面白そうですね。
>>217
そのつもりで書いたけど、やっぱり無理がありすぎたか………
>>221
勿論介入予定です。
>>222
びくるちゃんは、実際は優秀なドライバーなんです。
全部亀ですみません。

続きキタ〜。

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待ってますよー。

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　　　　　　　　　　　　_,.　-　''　￣￣ ｀ヽ､_
　　　　　　　　 _ 　'´　　　　　　　　　　　　 ｀ヽ
　　　　　　,　'´　　　　　　　　　　　 　 　　　 　 ＼
　 　_,　イ´　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ヽ
　　´￣／ 　 ／ ./　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ',
　　 　/　′/.l　 ′　.|　　　　　　ヽ　　　　　　　　　　|
　　 ./ .!　 ,'　l　l 　　 |　 '.　　 　 　 ',　　　　　ｌ　　　　|
　　.,' /l　 |　.! ﾊ　 　 |. 　 ヽ　 　 　 |　　　　　|　　 　 |
　　l ′!　ﾊ　ﾄｌ.ﾊ　　 ﾄ､　　 ヽ.　 　 ! 　 　 　 ｌ　　　　!
　　|′ ｌ　ﾄヽ.l.ｲヽ'.,　 ! _ヽ.__,,..lヽ.,,__| 　 　 　.ｌ　　　 ,'
　　　　 ', ﾊ　ﾊ l'::;! ヽ.',　　＼上_ ｀`!　 　 　 ,'　　　/
　　　　　ヾ ｀ｌ l　┘　 ｀　 ´|ﾃ;;;;::ﾐ>.|　　 　 ﾊ　,ｲ /　　 YUKI.T>待ってる。またファクトリーに
　 　 　 　 　 |.ﾊ.　 ′ 　 　 ｒ'_;;;/ 　l　　　/ ﾘ./ l/
　　　　 　 　 ',　lヽ　 .､　　　 　　　 |　　./ '´/　′
　　　　　　　　Vl　 ＼　　　　 　 _,..′ ./,.ｲ/
　　　　　　　　 ヾ 　　 `ー zﾆ ´_/　／ソZﾍ
　　　　　　　　　　　 /￣´ 　　 /／￣　　　ﾉー‐----､
　　　　　　　　　　 ノー-−―ｒ--　　−'ｱ´　　 　　 　 ﾄ
　　　　　　　, -‐''´　　　　　　　`　　　　　　　　 　 　　' |

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アロンソをオーバーテイク＆ポイント獲得記念age

あれ？俺がいる

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ほす

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06/28(Thursday) 　ＳＡＦ１，個人スポンサーを募集開始

SUPER AGURI F1 TEAMは，企業ではなく一般ファンがチームを支援できる
「個人スポンサー枠（SAF1個人サポータープロジェクト）」を設けて
募集を開始することを決めた。
これは，リア・ウィング内側の「闘志」「挑戦」文字の箇所を個人名で飾るもので，
１万５００円の出資が必要となる。
なお，個人スポンサーになるためには「プレミアムクラブ」への入会が必須となる。

　■SAF1個人サポータープロジェクト
　　http://aguriba.saf1.co.jp/about/yourname.html





ついにｷﾀ━━━━━(ﾟ∀ﾟ)━━━━━ !!!!!

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まじで面白いんで、
続き読みたいです。

続き期待ｱｹﾞ

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あきらめずage

左キョン解雇で死刑か

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既に第二期好評放映中ですか

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中盤戦の苦闘応援age

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スポンサー募集中

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朝比出びくる
長門谷
鈴宮アグリ
左キョン

とくれば… 「つるりゃさん」あたりが出てきそうだなｗ

ジョン・サーティースと名乗りそうだ

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私は、ここにいる

左キョンは、本人でさえ不可能だと思っていた佐々木率いるスパイカーのシートを突然手に入れた。
我々は、彼が佐々木のチームからGPに初参戦する準備をする前に、左キョンにインタビューした。
Q：あなたの契約は全く突然でした。交渉はいつ始まったのですか？
左キョン：土曜日の夜でした。突然オファーが来たので、僕は真剣に受け取ることができませんでした。
みんなが欲しがっていたそのシートに関して僕の名前が出たことはなかったので、最初は本当にびっくりしました。
Q：佐々木家に来たのは初めてですか？
左キョン：いいえ、2回目です。中学時代に来ていますから。でももちろんスパイカーのドライバーとして来るのは初めてです。
Q：チームは今週の期末テストをしていました。ブダペストのレース前にマシンで走るチャンスはありますか？
左キョン：いいえ、テストはありません。いきなり爆弾もって出走します。非常に厳しい状況だとわかっているので、家に帰らないでしょう。
超能力者と何度も話しあったり、未来人と知り合ったり、釣りをしたり、いろいろなことをする必要があります。
最初は状況をよく理解できませんでしたが、今は理解しつつあります。SAF団襲撃に行くのを本当に楽しみにしています」
Q：SAF団には連絡しましたよね。彼らの反応はどうでしたか？
左キョン：団長に話したら、このニュースに心から喜んでくれましたｗｗｗ。
Q：ではこのニュースを本当に実感しつつあるわけですね。どう感じていますか？
左キョン：もちろんとても嬉しいです。待ちきれないくらいですよ。だからこそこうやって北高でいろいろなことをしなければなりません。
中学時代からの佐々木を知っているのは役立ちますね。でも未来人と一緒に時間を過ごして、マシンについて話をしたいですね。
それに自分自身の準備を整えたいです。
Q：ご両親はあなたのキャリアを通じて非常に協力的ですね。おふたりの反応はいかがでしたか？
左キョン：とても喜んでいました(とくに妹が)。北高祭には来てくれるそうです。

栃木研の協力もあってまんまとマシンを手に入れたアグリは意気揚々として、
全員をファクトリーに召集した。
「いよいよ、我がＳＡＦ団の名を世に知らしめる手筈が整ったわ。ほら、これをご覧なさい」
紙袋からアグリが取り出したのは、何やら文章が印刷された藁半紙である。
「ＳＡＦ団を有名にするために作ったチラシ。これで知名度も上がるはずよ」 アグリはそう言うと俺たちにチラシを配った。ネット上で告知すればいいのに、こういうことだけはまめな奴である。
別に見たくもなかったがとりあえず俺は受け取ったチラシの文面に目を通す。
『ＳＡＦ団結団に伴う所信表明。
　わがＳＡＦ団は不思議なＦ１を捜し求めています。過去に不思議なレースを経験したこと
のある人、今現在とても不思議なチームや謎なクルーに直面している人、
遠からず不思議なマシンに乗る予定の人、そうゆうひとがいたら我々に相談するとよいです。
たちどころに解決に導きます。確実です。ただし我々が驚くまでに不思議なコトじゃないと
いけません。注意してください。メールアドレスは……』

　この団の存在意義がだんだん解ってきた。どうあってもアグリは普通のレースでは満足できんらしい。
「では配りに行きましょう」
「どこでだよ」
「今日ホンダが06年マシンを発表するのよ。そこで配れば記者も一杯いるし効果絶大だわ」
　はいはいそうですか、と立ち上がった俺を、しかしアグリは制した。
「あんたは来なくていいわよ。来るのはびくるちゃん」
「はい？」
　両手でチラシをにぎりしめてくだらない文面を読んでいた朝比出さんが小首を傾げる。アグリはもう一つの
紙袋から勢いよくブツを取り出した。
「じゃあああん！」
得意満面にアグリが取り出したのは最初白い布切れに見えた。が、オーノー！アグリが出す
アイテムが揃うにつれ、アグリが朝比出さんを指名した理由を悟り、朝比出さんのために祈った。
九分九厘その祈りが徒労になることも解っていたが。
　白地に赤のデザインが入ったタイトなジャケット、同じデザインのスカート、ハイヒールにリストバンド。
それはどこからどう見てもレースクイーンの衣装なのだった。
「あのあのあの、それはいったい………」
怯える朝比出さん。無理もない。
「知ってるでしょ？レースクイーン」
　こともなげに言うアグリ。
「まままさか、あたしがそれ着るんじゃ…」
「決まってるじゃない、これ着てビラ配りに行くわよ」
「い、いやですっ！」
「うるさい」
そう言うとアグリは俊敏な動きで朝比出さんに飛び付き、ジタバタする彼女の服を脱がせにかかった。
「いやあああぁぁぁ！」
「ほら、おとなしくしなさい！」

　まるで犯罪者のような手つきでアグリは朝比出さんの上着を脱がせてしまい、俺はあまりの急展開に
どうしたものかとぼんやり考えていたら、朝比出さんと目が合ってしまった。
「み、見ないでぇ！」
泣きながら叫ばれたので大急ぎでドアに走って、くそ、何で鍵がかかってる、ドアをガタガタ言わせながらも
とにかくファクトリーの外に脱出した。その時横目で見たが、長門谷有希は何事もないかのように
マシンを整備していた。
何か言うことはないのか。

外で壁にもたれ掛かっている俺に、
「ああっ！」「だめえ！」「じ、自分で外すから……ひぇっ！」
などという、あられもない朝比出さんの悲痛な悲鳴と、
「ほらほら！」「それっ！」「さっさと脱ぎなさい！」
というアグリの勝ち誇ったような叫び声が交互に聞こえてきた。まあ、中の様子が
気にならんと言えば嘘になるがな。
しばらくしてアグリから合図があり、
「入っていいわよ！」
恐る恐るファクトリーの中に戻った俺の目に飛び込んできたもの、それはどうしようもないまでに
完璧な二人のレースクイーンだった。アグリも朝比出さんも呆れるほど似合っている。
うっうっうっとしゃくり上げる朝比出さんに「似合ってますよ」と言うべきか迷っているとアグリが、
「どう？」
どうと言われても、目のやり場に困っている俺はコメントのしようが無い。
「これで注目度もバッチリだわ！この格好なら全世界に我が団の存在を知らしめることが出来るわ。
そうよね！」
「そりゃそんな格好したやつが会見場で二人もうろついていたら嫌でも目立つだろうな。
長門谷はいいのか？」
「二着しか買えなかったのよ。高かったんだから」
　こんな金銭感覚で本当にF1に参戦する気なのだろうか。
アグリはチラシの詰まった紙袋をつかむと、
「行くわよ、びくるちゃん」
　恥ずかしそうに椅子に座っていた朝比出さんは、アグリの馬鹿力によって引きずられていった。
朝比出さんは助けを求めるように俺を見たが、俺はレースクイーン姿にひたすら見とれるのみだった。
ごめん。正直、たまりません。

>>275
涼宮ｱｸﾞﾘの参戦第二期決定ﾜﾛﾀｗ

新作よかったよ