【様式美】ツルーリ全然ダメPart15【トゥルーリ】
飛んでいってヤルノを抱きしめたかった
きっと今年はやってくれると信じていたトヨタがセパンで表彰台に立った。
しかも、元チームメートのヤルノ(トゥルーリ=97年ミナルディで)によって達成されたのだから本当にうれしい。
以前も書いたが、彼は本当に体力不足で一発の速さやマシンコントロールの才能はあるのに昨年のモナコが初優勝。
昨年後半、トップチームのルノーからトヨタに移籍。
ベテランとしての経験と純粋な速さを買われてのことだが、最初は不安そうで、僕に「費用を負担するから、毎レース来てくれないか?」と言い出す始末だった。
一方でヘルメットのカラーリングをジャパンカラーに替え「日本のトヨタのために走る」という決意を表明。頼もしさを感じさせる一面も見せた。
でも、後輩はいつまでも後輩。僕はいつも期待と心配が混在した気持ちでヤルノを見てきた。
今回のレースもチェッカーを受けるまで「頑張れ」と応援しながら「タイヤが最後までもってくれ」と祈っていた。
というのも彼は気持ち先行型、マシンの限界を超えてでも走るタイプだからだ。
事実、予選も果敢で、セパンの第12コーナーではマシンの限界を超えてアクセルを踏み込む様子がはっきりと分かった。
その気迫が持ち味でもあり結果的に2戦連続の予選2位獲得につながったのだが、逆に決勝のタイヤの寿命が気になった。
不安は的中。終盤になりテレビでもはっきりタイヤの傷みが分かる状況になったが、ダウンフォースが大きい今年のマシンは大幅なペースダウンを強いることはなかった。
まさにタイヤを使い切って乗り切ったのだ。
亡くなった親友を胸に表彰台に立ち、天を仰いだヤルノの姿を見て彼のおとこ気を感じた。
そして、ヤルノを祝福するトヨタのスタッフの面々。この表彰台はガスコイン体制で開発力の高まったトヨタにとって絶妙のタイミングだ。
信頼性を武器に、特に最高速を高める開発を進めれば初優勝も遠くない。
僕はパリダカの報告会で現地に行けなかったが、飛んでいってヤルノを抱きしめたい思いに駆られた。
それは無理なので健闘をたたえるメールを出したら、次回のGPで、と返事がきた。
でも僕らは“モーホー”ではありません。 (レーシングドライバー&冒険家)
http://chuspo.chunichi.co.jp/00/dri/20050325/col_____dri_____000.shtml
片山右京 F1 Blog
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ヤルノ、やるのぉ〜!マレーシアGP
<< 作成日時 : 2005/03/22 15:35 >>
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今年はやるだろうと思っていたトヨタ初表彰台を、
僕の愛弟子ヤルノが達成した。
直前に亡くなった友人のことを胸に表彰台に登り、
天を仰いだヤルノの気持ちが僕には痛いほど分かった。
久々に、F1のヒューマンな部分が伝わるシーンだった。
僕も現地にいたら、彼のところにすっ飛んで行って、
抱き合ったことだろう。
http://ukyo-f1.at.webry.info/200503/article_3.html
内藤が判定で2度目の防衛/ボクシング
<ボクシング:日本フライ級タイトルマッチ>◇10回戦◇11日◇東京・後楽園ホール
チャンピオンの内藤大助(30=宮田)が挑戦者で同級1位の榎本信行(31=三迫)に3−0で判定勝ちし、2度目の防衛に成功した。
4回に右でダウンを奪って主導権を握り、その後も右ストレートや右アッパーを再三当てて、優位に試合を進めた。10回には連打で挑戦者をダウン寸前に追い込み、文句のない判定勝ちとなった。
[2005/4/11/21:35]
ネット上でデモ中断宣言 中国の反日組織
中国広東省の反日デモへの参加をインターネット上で呼び掛けていた反日組織「広東愛国志願者ネット」は11日、デモをしばらく中断するとの声明をネット上で発表した。
相次ぐ反日デモで一部が暴徒化、日本側の反発が高まっていることから、中国当局の圧力がかかった可能性があるが、実際にデモの動きが沈静化するかどうかは不明。
各地で起きているデモの正式な主催団体は分かっていないが、同ネットはデモへの参加呼び掛けで大きな影響力を持っていた組織の一つとみられている。
声明は「日本への抗議は長期的、戦略的な活動だが(現在のような)興奮状態が続いたままでは継続は不可能だ」と指摘。
「感情を静めるよう」呼び掛け、同組織の名前を使ってデモを行った場合、法的措置も辞さないと宣言した。(共同)
掃除終了
はい、どうぞ