Bスペック投入でトヨタが優勝争いに加わる

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37音速の名無しさん
随分と前の話なんだけど、日本国内の自動車レースの振興を図ろうと関係団体が集まって
ひとつの結論を出した。
フォーミュラやプロトじゃなくて、観客が自分たちで持っている車、すなわち市販車による
カテゴリーレースだった。詳細な名称は故意に省くが、当時レース関連に力を注いでいた日産、
ホンダは積極的だった。
で、大人気(ジッサイはドイツや英国で人気沸騰のレーススタイルを真似たわけなんだが)に
なると俄然ヒートアップしてきた。実際、優勝する車両の人気度は高まり、売れ行きにも影響
が出たからだ。
ここで、トヨタの姑息な作戦が始まった。先ず勝てなかった。で、注文。
短距離二ヒートにしよう。前回の勝利順の逆にスタートしよう。ああしようこうしようと。
何とか自分の会社の車が勝てないレースを潰しに掛かったわけである。
ホンダアコードと日産プリメーラが必死に優勝争いする中で、マーク2は常に蚊帳の外だった。
結局、最大のスポンサーであるトヨタの横着な作戦が功を奏して、人気は凋落し誰も参加せず、
最後はなんとトヨタ車だけのレースを一年間続け、終了した。
関係者に限らず、みんな見ているのである、トヨタの横やりを。勝てないトヨタを。
「真面目に必死に取り組もうとせず、政治力で誤魔化すトヨタを。」