佐藤琢磨を客観的に見つめなければならないスレ

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908ark
>>897
私はたんなる一ファンであり,モータースポーツにはくわしくありません.
逆に言えば,私はモータスポーツの特別な知識にもとづいて話しているのではなく
公表されているデータをもとにそこから論理的に導きだされる結論を書いているだけなのです.

私が否定しようとしているのは次の命題です.

「バトンはドライビングがうまくて琢磨はヘタだ.琢磨はそのヘタさをカバーして
タイムを出すためにアクセルを踏み込んでエンジンを限界以上まで回転させる.
だから,琢磨のエンジンだけがこわれる」

私はこの命題に次のように反論します.

http://sports.yahoo.co.jp/f1/2004/europe/0530/time01.html
琢磨のセクター1における最高タイムは上記のリンクのようにバトンを上回っている.
もし,命題のとおり琢磨がタイムを出すためにエンジンを限界以上に回転させているならば
区間速度もバトンを上回っているはずである.

http://sports.yahoo.co.jp/f1/2004/europe/0530/speed01.html
しかし,実際には上記のリンクのように琢磨の区間最高速はバトンを大きく下回っている.
また,琢磨とルノーがほぼ同じ程度のスピードであること,ルノーエンジンとホンダエンジンの
定評からかんがえても琢磨が限界以上にエンジンをまわしたとは考えにくい.

また,セクター1のみならずセクター2,コントロールラインにおいても同様の傾向が見られる.

以上のことから私は今回のヨーロッパGPにおいて琢磨がエンジンを限界以上に
回転させたためにエンジンがこわれた可能性は低いと思う.

私の主張をシンプルかつ明確に書いてみると以上のとおりです.
モータースポーツの特別な知識はまったく使っていません.