●2輪ロードレース総合57(MotoGP.SBK.etc.) ●☆彡
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続き。
メインの200Kmは北川、渡辺、伊藤、辻村、井筒が最初からバトル
を展開する。明暗を分けたのはタイヤ交換の有無だったかのか?
ホンダ勢は軒並み燃料補給だけでピット作業を済まし、タイヤ交換を
しなかったために後半がつらくなってしまったようだ。レースが大きく
動き出したのはトップ勢が全員終わらせたあたりから。まずトップを走って
いた伊藤が第1,2コーナーのどっちかで転倒する。やっぱ伊藤らしいなあと
思った。そこからは渡辺がトップを走る。2位は井筒で、タイヤがタレてきて
苦しいか?というところ。その井筒めがけてピット作業に時間がかかり、一時は
5位まで落ちた北川が猛追する。残り4、5周あたりでついに井筒をパス。
このとき1位の渡辺とはまだ2秒以上差があり、このまま勝負ありかと思ったが
北川の鬼走り!!みるみるタイム差を縮めていく!これはもしかしたら・・・?
そして迎えた最終ラップ。北川と渡辺の差は約1.2秒。しかし、コーナーごとに
差が詰まっていく。シケインに入るまでにピッタリと後ろにくっつくまでに
迫るが、あと一歩でシケインでの勝負をすることができずに渡辺が逃げ切った。
ゴールの時点で北川と渡辺の差は約0.3秒。最終ラップだけで1秒近く縮めやがった。
そしてウイニング・ランの途中、「あの場所」で全員がストップ。渡辺が
チェッカーフラッグをそこに捧げていた。