お前らって…ホント後悔してないか?
06,07の楽な就活蹴って、会計士試験にのめり込んだ。
「会社の奴隷なんて真っ平だね。会社クビになったらただの人。」
「だから、会計士になる。」そう、意気揚々と語った。
07年の大量合格は、お前らを勇気づけた。
「これなら、俺でも受かる。」
同級生は既に、就職して数年経つ。一流企業に名を連ねる同級生。
旧帝や、一橋、早慶クラスが大半のお前ら。
丸の内を颯爽と風を切って歩く、同級生。
海外勤務で会社を背負って戦う、同級生。
仕事終りには、会社と提携するスポーツクラブで汗を流す。
一流会社だけあって、福利厚生は充実している。
年収は、既に500万を超えた。同じ会社の一般職のカワイイ女の子と、
結婚する予定らしい。
あの同級生は、公務員になったけ。
公務員は、クビにならない安定した身分のもと、国民に奉仕をする毎日。
親が子供になって欲しい職業NO,1、恋人にしたい職業NO,1、公務員だ。
見合いの話は、ひっきりなしに来る。
お前らは、毎日TACの自習室で、ひたすら下書き用紙を書いて電卓叩く。
その努力があれば“数年前”までの、公務員試験なら楽々と受かってたはずだよ。
でも、今は異常な倍率と、年齢がネックで、お前らは公務員になれない。
気がついたら、会計士は、試験に受かっても監査法人に入れない超絶就職難に。
某監査法人は、早期退職プログラムをするらしい。
それでも、今日も、お前らは、ひたすら電卓をたたき続ける。
明日のない未来に向かって。