公認会計士・監査審査会は19日夜、24日に予定されている短答式試験を予定通り実施することとしている旨を
同ホームページ上で公表した。近畿財務局所轄の試験会場、関西大学では商学部4年の学生の感染が確認され、
報道によると資格取得のため週5回、大阪市内の専門学校に通っていたとのこと。商学部学生が取得を目指す
資格ということで彼が公認会計士士講座の受講生ではないかと推測が飛び交っているものの現時点では
事実関係は不明である。大阪市内で公認会計士講座を運営する運営する専門学校のうち、確認できた範囲では
資格の大原、関西圏が休校を決めている(京都校舎を除く)。自習室の使用もできない。当該措置は当初大阪校
のみとしていたことから、試験会場となっている関西大学で感染した学生が資格の大原大阪校の公認会計士講座
受講生ではないかという憶測がある。こちらも事実関係は一切不明であり、学校法人たる大原のガイドラインに
則った措置の可能性もある。
仮に当該推測が事実であった場合には、近畿の短答受験者に占める濃厚接触者数の割合が相当程度に上るものと
容易に考えられ、短答式試験会場で自らも感染してしまうのではないか恐れる受験生も多いと思われる。
短答式試験の強行実施が、さらなる感染拡大をもたらす蓋然性は高い。
公認会計士・監査審査会は受験生の身の安全を考慮する責任があるのではないか。