>>315 仕訳は同じです。
仕訳を問うものではなくて決算整理のはずです。
・〜は営業外費用とする
・〜は売上原価の内訳科目とする、売上原価に算入する
このどちらかですが、棚卸減耗費・商品評価損が
どのように発生したかによって判断されるためです。
解答する時に判断させる事は、2級では多分ないと思いますが、
外的要因で決まるなら営業外に、内的要因は売原にします。
>>316 はい、精算表を作成する問題です。
前にやった問題で売上原価に算入の時に「棚卸減耗費/仕入」にするというがあったので
今回も「営業外費用/棚卸減耗費・商品評価損」にするのだろうと思ったんですが
勘定科目に「営業外費用」なんかなくて戸惑ってしまいました^^;
答えの解説にも何も書いていなかったし。
今回の問題だと「〜は営業外費用とする」っていうのは、無視しちゃえばいいんですね
318 :
316:2006/04/13(木) 04:30:28 ID:???
>>317 仕訳について。
1)まず、この定番の仕訳をしますよね。
仕入 / 繰商(期首残高)
(期末残高)繰商 / 仕入
↑この棚卸残高は帳簿上の金額で、減耗も評価損も含んでいます。
2)その後、実地棚卸をすると減耗分が把握出来て、
棚卸減耗費 / 繰商(期末残高)
3)さらに実地で確認した実際の数量を評価して、
商品評価損 / 繰商(期末残高)
というわけで、2級の棚卸仕訳をまとめると、このようになります。
仕入 / 繰商(期首残高)
(期末残高)繰商 / 仕入
棚卸減耗費 / 繰商(期末残高)
商品評価損 / 繰商(期末残高)
棚卸減耗費を売上原価に参入する時の仕訳は?
320 :
316:2006/04/13(木) 04:39:13 ID:???
>>317 営業外費用というのは勘定科目ではありません。
財務諸表には表示科目を使います。
P/Lの簡単なひな型(手持ちのテキストも見てください)
T売上高
U売上原価 ←仕入れた商品の内訳
1.期首商品棚卸高 ←期首繰商
2.当期商品仕入高
合 計
3.期末商品棚卸高 ←期末繰商
差 引
4.棚卸減耗費 ←売上原価の内訳科目にする場合
5.商品評価損 ←(同上)
売上総利益
V販売費及び一般管理費
営業利益
W営業外収益
X営業外費用 ←外部要因による場合
経常利益
確かに精算表問題であれば無視できますが(だから解説がないのかも)
P/Lの意味とあわせて覚えておくほうがよいでしょう。
単純なようで、実は重要な論点です。