>>747 まあ、そういってもいいと思う。正確には違うけど、貨幣の考えるP/Lの様式は
包括主義P/Lだし、財貨は当期業績主義P/Lだからね。
もうちょっというと、貨幣は株主を利害関係者とみるから、株主にとって重要な
分配可能利益の算定を重視する。
これに対して財貨は、投資者を利害関係者とみるから、投資者にとって重要な
業績利益の算定を重視する。
だから、工事進行基準を例にとると、貨幣では完成・引渡しがないと収益を計上
できない。なぜなら、収益に貨幣性資産の裏づけがないから。だって、利益が分
配可能であるためには、、貨幣性資産の裏づけが必要だから。
これに対して、財貨では進行基準で収益計上しても無問題。完成・引渡しまで収益
が計上されないと、業績利益がわからない。収益に検証可能性と成果獲得の確実性
が満たされれば計上可能。